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<安保関連法案>特別委採決に国会前「そんなのアリかよ!」

2015年09月18日 07時00分30秒 | 行政
 自民、公明両党は17日の参院平和安全法制特別委員会で、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案の採決を強行し、両党と日本を元気にする会、次世代の党、新党改革の賛成多数で可決した。採決に反対する野党議員と議事を進めようとした与党議員がもみ合い、怒号が飛び交う中での採決となった。与党は法案を17日夜の参院本会議に緊急上程、18日中の可決・成立を図る構えだ。

          ◇

 「そんなの、アリかよ!」。強行採決のアナウンスに、国会前に集まっていた大勢の市民から驚きと怒りの声が上がった。「本当か」。スマートフォンでニュースや動画を確認しようとする人の姿も目立った。

 午後6時半からの集会には、野党議員たちが駆けつけ、与党を批判した。「議場では何も聞こえず、本人たちも何をやっているのか分かっていない。強行採決にすらなっていない『強行採決もどき』だ」というスピーチに拍手が起きた。

 「どさくさに紛れて採決するのではと思っていたが、ここまでやるとは」。家族3人で来ていた相模原市の団体職員、渡辺幸之助さん(43)は怒りをにじませた。東京都三鷹市の主婦、菅原節子さん(65)は「首相に私たちの声は聞こえていないのでしょうか」。国会前ではその後「強行採決は無効!」のコールが起きた。

 怒りの声は各地で上がった。札幌市の大通公園で子供を連れ抗議集会に参加した札幌市手稲区の主婦、松田桃子さん(36)は「次の選挙で怒りをぶつけたい」と力を込めた。

 名古屋市での抗議集会に参加した愛知県長久手市の電気工事業の男性(75)は「若い人も問題に気づいて声を上げ始めた。絶対あきらめない」と話した。

 大阪市のJR大阪駅に近い街頭で、学生団体「シールズ関西」メンバーの塩田潤さん(24)は「あんなのが政治って呼ばれるこの国はおかしい。法案は僕たちの命に関わる」と訴えた。これを聞いた大阪府豊中市の無職の男性(69)は「来年の参院選で賛成議員を落とすしかない」。

 広島市の原爆ドーム前で抗議の声を上げた同市立大2年の新庄沙穂さん(19)は「テレビで国会中継を見ていたが、こんな横暴が許されるのか、と憤りを感じた。自衛官になった同級生もおり、法案成立で戦地に行くと考えると怖い」と声を震わせた。【まとめ・川崎桂吾】

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