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外国人がウンザリする中国の公衆トイレ=「ドアなし、仕切りなし、溝1本」―中国紙

2015年01月23日 07時53分11秒 | 海外情報
2015年1月21日、中国の公衆トイレの惨状に、多くの外国人観光客が頭を抱えている。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。


20日付の英紙デイリー・テレグラフは、「中国の公衆トイレは『しゃがんでする』タイプが多く、地面に掘った穴をまたがなければならない。トイレとトイレの間に低い仕切りがあればいい方で、多くが仕切りもなければ、ドアもない。プライバシーなど存在しない」と指摘。さらに「高速道路のパーキングエリアのトイレは最悪で、地面に溝が1本あるだけ。そこにみんなが並んでしゃがむ。絶対に下を見てはいけない。他人の排せつ物が流れてくるのが見えるからだ」と訴えた。

同紙は「中国の公衆トイレを利用する外国人観光客には、強烈な臭気に耐えるだけでなく、強靭(きょうじん)な足腰の力や精神力が必要だ」と述べている。確かに中国の公衆トイレは外国人観光客にとって最も経験したくない場所だといえる。中国国家旅遊局の李金早(リー・ジンザオ)局長は「今後3年で公衆トイレの衛生環境と施設管理状況を改善する」と言明。2017年には国内すべての観光地のトイレを3つ星水準にすることを目標に掲げた。だが、日本の公衆トイレ並みの水準に達するにはなおも多くの時間が必要だ。最新技術を駆使した日本のトイレは快適な空間であり、観光客を歓迎するにふさわしい公共施設といえよう。(翻訳・編集/本郷)

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