6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、3連休前の2日終値と比べ85銭円安・ドル高の1ドル=77円60~70銭で取引を終えた。欧州の一部諸国の債務に対する警戒感が一段と強まり、対ユーロでドルが大幅に上昇。対円でもドル買いが優勢となった。
国債のデフォルト(債務不履行)リスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、ギリシャなどの国債保証料率が急上昇した。欧州の債務懸念が強まり、ユーロからの逃避資金がドルに流入した。
スイス国立銀行(SNB、中央銀行)が6日、対ユーロのスイスフラン相場に上限を設けると発表した。安全資産として資金の受け皿となっていたスイスフラン買いに動きにくくなり、ドル選好が強まった。ドル買いの流れが対円にも波及し、円は一時77円73銭と8月9日以来約1カ月ぶりの安値をつけた。
この日の円の高値は77円08銭だった。
円は対ユーロで5日続伸し、前週末比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円65~75銭で取引を終えた。欧州の債務不安が再燃し、円買い・ユーロ売りが優勢だった。米株式相場の大幅下落を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に金利の高いユーロを売る動きが広がった。
ユーロは対ドルで大幅に5日続落。前週末終値の1ユーロ=1.42ドルちょうど程度から1.40ドル台ちょうど前後に水準を切り下げた。欧州問題の先行き不透明感を背景にドル買い・ユーロ売りが進み、一時1.3972ドルと7月13日以来の安値水準をつけた。高値は1.4118ドルだった。
ユーロの対スイスフラン相場は急伸し、前週末の1ユーロ=1.12スイスフラン前後から1.20スイスフラン後半まで下落した。SNBが1.20スイスフランよりスイスフラン高になった場合は無制限にユーロ買い・スイスフラン売り介入をすると表明したため、スイスフラン買いに慎重な雰囲気が広がった。
スイスフランの対ドル相場は下落。前週末の1ドル=0.78スイスフラン後半から0.86スイスフランちょうど前後で終えた。
国債のデフォルト(債務不履行)リスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、ギリシャなどの国債保証料率が急上昇した。欧州の債務懸念が強まり、ユーロからの逃避資金がドルに流入した。
スイス国立銀行(SNB、中央銀行)が6日、対ユーロのスイスフラン相場に上限を設けると発表した。安全資産として資金の受け皿となっていたスイスフラン買いに動きにくくなり、ドル選好が強まった。ドル買いの流れが対円にも波及し、円は一時77円73銭と8月9日以来約1カ月ぶりの安値をつけた。
この日の円の高値は77円08銭だった。
円は対ユーロで5日続伸し、前週末比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円65~75銭で取引を終えた。欧州の債務不安が再燃し、円買い・ユーロ売りが優勢だった。米株式相場の大幅下落を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に金利の高いユーロを売る動きが広がった。
ユーロは対ドルで大幅に5日続落。前週末終値の1ユーロ=1.42ドルちょうど程度から1.40ドル台ちょうど前後に水準を切り下げた。欧州問題の先行き不透明感を背景にドル買い・ユーロ売りが進み、一時1.3972ドルと7月13日以来の安値水準をつけた。高値は1.4118ドルだった。
ユーロの対スイスフラン相場は急伸し、前週末の1ユーロ=1.12スイスフラン前後から1.20スイスフラン後半まで下落した。SNBが1.20スイスフランよりスイスフラン高になった場合は無制限にユーロ買い・スイスフラン売り介入をすると表明したため、スイスフラン買いに慎重な雰囲気が広がった。
スイスフランの対ドル相場は下落。前週末の1ドル=0.78スイスフラン後半から0.86スイスフランちょうど前後で終えた。
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