歯磨きの後は、歯磨き粉の成分がきちんと口の中から洗い流されるまで、何度もすすぐ……。そんなやり方は清潔そうに思いますが、実は歯のためには間違っているってご存知ですか。
私たちの勝手な思い込みで、誤ったまま毎日行っている、そんな歯磨きにまつわるあれこれをご紹介しましょう。
■1:歯磨き後のすすぎはやり過ぎNG
歯磨き粉は身体に悪そうな味がするから、その味が口からなくなるまで何回も水ですすいでいる方も多いでしょう。でもそれは間違い。歯磨き粉には、虫歯を予防するフッ素が含まれているものが多く、そのフッ素もすすぎで一緒に洗い流されてしまうとよくない、というのが理由です。
歯磨きをしてフッ素が歯にそのままとどまれば、虫歯の予防効果も高まりやすいのです。そのためには、すすぎは1~2度でも十分と言われています。
わずか数回のすすぎでは気持ちが悪いという方は、しっかり水ですすいだ後に、フッ素入りのマウスウォッシュで、口内を洗ってあげるという方法もあります。
■2:歯磨きのときに歯ブラシを濡らすのはNG
歯ブラシを軽く水で濡らしてから、歯磨き粉をつけると泡立ちがよくなり、よく汚れが落ちるような気がします。しかし、これもフッ素の濃度が薄まるため、NG。フッ素以外の有効成分も歯にしっかりと届かないうちに、泡や水と一緒に流れてしまいやすいのです。
また歯磨き粉をつけて、それをいつも決まった歯から磨き始めるのもNG。歯磨き粉は、万遍なく全体の歯につけたほうがよいため、磨き始める前に、まずは全体の歯に歯磨き粉をつけるようにするなどの工夫が必要です。
■3:歯磨き粉の量はつけ過ぎNG
歯磨き粉のCMなどでは、歯ブラシのブラシ部分全部を覆うように、歯磨き粉をつけている光景を目にします。しかしそれでは、つけ過ぎ。歯磨き粉の量が多過ぎると、口が簡単に歯磨き粉の味でいっぱいになり、”磨いたつもり”になりやすいのです。
歯磨き粉の適量についてはさまざまな意見がありますが、総じて言えるのは歯ブラシの長さ半分以下で十分ということ。歯科医によっては小豆程度、歯ブラシの長さ1/3と推奨している人もいます。
いかがでしたか? 毎日行うことですから、小さな間違いの積み重ねが、将来の歯の健康に大きな影響を及ぼしかねません。ぜひ今日から見直してみてくださいね。
私たちの勝手な思い込みで、誤ったまま毎日行っている、そんな歯磨きにまつわるあれこれをご紹介しましょう。
■1:歯磨き後のすすぎはやり過ぎNG
歯磨き粉は身体に悪そうな味がするから、その味が口からなくなるまで何回も水ですすいでいる方も多いでしょう。でもそれは間違い。歯磨き粉には、虫歯を予防するフッ素が含まれているものが多く、そのフッ素もすすぎで一緒に洗い流されてしまうとよくない、というのが理由です。
歯磨きをしてフッ素が歯にそのままとどまれば、虫歯の予防効果も高まりやすいのです。そのためには、すすぎは1~2度でも十分と言われています。
わずか数回のすすぎでは気持ちが悪いという方は、しっかり水ですすいだ後に、フッ素入りのマウスウォッシュで、口内を洗ってあげるという方法もあります。
■2:歯磨きのときに歯ブラシを濡らすのはNG
歯ブラシを軽く水で濡らしてから、歯磨き粉をつけると泡立ちがよくなり、よく汚れが落ちるような気がします。しかし、これもフッ素の濃度が薄まるため、NG。フッ素以外の有効成分も歯にしっかりと届かないうちに、泡や水と一緒に流れてしまいやすいのです。
また歯磨き粉をつけて、それをいつも決まった歯から磨き始めるのもNG。歯磨き粉は、万遍なく全体の歯につけたほうがよいため、磨き始める前に、まずは全体の歯に歯磨き粉をつけるようにするなどの工夫が必要です。
■3:歯磨き粉の量はつけ過ぎNG
歯磨き粉のCMなどでは、歯ブラシのブラシ部分全部を覆うように、歯磨き粉をつけている光景を目にします。しかしそれでは、つけ過ぎ。歯磨き粉の量が多過ぎると、口が簡単に歯磨き粉の味でいっぱいになり、”磨いたつもり”になりやすいのです。
歯磨き粉の適量についてはさまざまな意見がありますが、総じて言えるのは歯ブラシの長さ半分以下で十分ということ。歯科医によっては小豆程度、歯ブラシの長さ1/3と推奨している人もいます。
いかがでしたか? 毎日行うことですから、小さな間違いの積み重ねが、将来の歯の健康に大きな影響を及ぼしかねません。ぜひ今日から見直してみてくださいね。
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