ご無沙汰です。このごろ釣れない釣り(クルージングと呼んでます)ばかりで書く気がしませんでした。
8/2金曜日は会社を半休にして敦賀でマイカ(剣先イカ)釣りに行ってきました。相棒は工務係長。釣りチームの最年長と№2の年寄りコンビが、チームでは初挑戦です。
午後6時集合なので、現地の釣具屋で不足のスッテを調達し、ビール飲みつつ晩飯を食べ、のんびり準備して待ちます。
日本海で人気急上昇の新しい釣法です。事前情報ではライトロッドと#2500程度のリールがあればOKということだったので、エギングロッドのエクストラライトにPE0.6号を巻いたリールでやってみます。
敦賀半島の先端に沈む夕陽。
普段なら帰港の時間に出港。水深60mの沖にアンカリングして、集魚灯を点けて釣り開始。船での夜釣りも初めてだなあ。
イカ大量だ!楽勝!沖漬けのタレも用意したぜ!・・・なんて夢でした。気楽なおかずフィッシングなんて思ってましたが、世の中そんなに甘くない・・・。
まわりはどんどん釣れる中、今日のために専用ロッドを新調した←相棒も隣でポツポツと上げ始めました。俺はまったく駄目。チョープレッシャー。ヤバい。
専用ロッドは極端にティップが柔らかく繊細なあたりを取れますが、流用ロッドでは何がなんだかまったくわかりません。1時間以上もノーフィッシュが続きます。
船長のアドバイスでテンションフォールしていたら、フッと糸ふけ、すかさず合わせてなんとかやっと1パイゲットです。
この1パイでタナがわかり、スッテの色や大きさが間違ってないこともわかり、それよりも「釣れる」という確信を得られたことによって、開眼!です。
怒涛のラッシュ開始!相棒も抜き去り、一時は入れ掛り状態となりました。
専用ロッドではないので明確にアタリは出ませんが、よくティップを観察しているとなんとなく違和感を感じることができるようになりました。「どう動く」とか「こう見える」とか言葉では表現できませんが、微妙な気配を感じるのです。手に感じるほどのアタリもありますが、手に感じるようではすでに遅く乗りません。
沖漬けもできたし、ツ抜けもしたので、調子に乗ってもう1本持ち込んだタイラバ用のロッドで遊んでみました。
こちらのリールはカウンター付なので狙いのタナ直撃です。このロッドは硬いので、アタリはまったく取れないはずですが、開眼した私には感じられるのです。感じて合わせると乗るのです。実に面白い。
結果、最大胴長40cm弱をあたまに24ハイ。爆釣とまではいきませんが、初めてにしてはまずまずってとこで。テクニカルでエキサイティングですな。
帰宅後早速、船長お勧めの専用ロッドを買おうとネットを徘徊したら、どこも売り切れなのね。ブームってこういうものね。