日曜日、快晴ではないが、日差しの感じがよく、蚊もまだいないので、
機体がほぼ完成した、スパッド君を撮影してみた。
家の裏、北側に、物置の木工作業台を設置し、撮影台にした。
プロペラの木目が下手だねえ。
屋外撮影では、撮影台の置き場、背景の選び方がポイントですね。
上の写真のように、ど真ん中のしかも被写体に近い位置に樹があるようでは失格かな。
我が家の立地は、大雑把に言うと、東西方向に走る尾根線の頂にある。
従って、北側は下り斜面で、底には小川がある。
小川からまた標高が上がり、上の写真の背景に見えているのは、小川を挟んだ対岸である。
北側の林は今まで、雑木と孟宗竹とで鬱蒼としており、対岸は見えなかった。
ところが地主が、竹を原材料の農業資材を開発した業者に、切り倒して搬出することを条件に
総て売り払ったとかで、きれいに竹が伐採された。
おかげで北側でも明るくなったけど、昨年にも増して落雷が心配です。
機体全体にピントがほしかったから、露出をf20以上に絞ってあるので、背景が十分にボケず、
余計に気になるのかも。
もっと被写界深度を浅くすれば、これほど気にならないかな。
機体の配色がアースカラーの迷彩なので、背景に溶けてしまうのも、うるさく感じる原因かも。
この写真を見ると左の暗色の幹は目立ち、右の明るい幹2本は背景として気にならないともいえる。
ウインドシールドが枠のみだったのでガラスを入れた。
上翼下面中央からエンジンへ、用途不明の配管が2本下りてきているのを、実物写真でみつけた。
これを銅線を半田付けして作成。
上翼上面中央の2個のポッチからその配管に繋がっているように付けた。
絞りすぎたのでボケず、斜面下の家まで判別できるのね。
南側に山じゃ、下の家は日照時間が短そうだ。
コクピットの計器はデカール表現。
翼のリブが透けて見える感じわかるかなあ。
一番上の写真では、暗色だった幹に、このカットでは日が当たって明るくなり、
比較的目立たなくなったが、代わりに背景にブルーシートが写りこんで目立つ。
急に曇ってきて雨もパラついてきたので撤収。
屋外撮影は、撮影台の置き場、どこを背景に使うか、絞りはどのくらいにするか、
じっくりと腰をすえて、いろいろ試さないといけないなあ。