白で残したいところにマスキングして、赤を吹いた。
マスキングを取ると当然、吹き込み数箇所。
赤を吹く前に、一度白を吹いているんだけどあんまり効果ないね。
ここで1層クリアを吹いておく。
赤を一旦クローズするというか、修正の研ぎしろを足すというか。
これかなり有効です。
今度は白との境界で赤をマスキングして、白の吹きなおし。
修正は必須工程だと思えば、別に苦でもない。
マスキングを取って確認。もう1箇所見落としがあった。再修正。
2回で合格したので、#1500でマスキング段差と梨地の中研ぎ。
白帯に赤色の削り粉が染み付いて、洗剤で洗っても取れない。
一瞬焦ったがコンパウンドで磨けば真っ白に復帰。
リカバリーばかり覚える。
赤の塗料片が白の塗膜に刺さってたのかねえ?
やっとヤマ場のデカール貼りに到達。
塗装白丸の上に貼ったゼッケンと、赤に直かの白帯の色の差はこの程度。
発色が全然違うね。まあ許せるギリギリのところかな。
これができるのも、日光漂白が効いたからなんだけどね。
こうしないとマーキュリーと書いてある赤文字が上手くできないのよね。
裏から赤いデカールの2重貼りも考えたんだけど、厚くなるから没。
写真で見ての通り、白帯をゼッケンの前後で分割した。
分割は台紙の状態でコンパスカッターで。
メーカーのインスト通りだと、白帯は1本通しで、ゼッケンをかぶせて貼る。
そうすると、ゼッケンの白丸に赤縁がつかないのよね。
この細工に30分以上掛かったはず。
ちなみに、ゼッケン白丸はR10.5で、赤縁の外周はR10.8でこんな感じになります。
赤縁あるように見えるよね!!!
こっちの白帯は塗装だから色の差はないね。
上面と側面と別でよかった。同じ面だとさすがに併用できないでしょう?
ゼッケンの前のインテイク中央にフィンがあるんだけど、
これの厚さは約0.8mm。白帯のギャップは1.0mm。
フィンの両側に細く赤が見えるようにしたかった。
マスキングは最初に1mm幅の細帯をセンターにピンと貼って。
両側に4.8mmを貼ったんだけど、センターずれてるなあ。やや右かあ。
まあ許す。
ここもゼッケンの前後の白帯をRでカット。赤縁ね。
白丸がフィンに掛かって、変形するから、赤縁がサイドより歪んじゃった。
問題はここ。
想定通り要修正。
インスト通りだと、このキセル型通風塔をつけないでのっぺりに仕上げる。
その方がデカールは貼りやすいな。
デカールが乾いたら、白でオーバースプレーだ。
いや、軽くクリア吹いてからにしよう。その方が安全だ。
テールのヒップアップというのか、リアスポイラーか、ギャランGTOにもある羽根。
これが風の流れを変えるのか、これと通風塔との間の平面がどうしても梨地になる。
クリア厚掛けのとき要注意だな。