今夜もこたつのスイッチを入れるほどでした。ジジイだから?
天気予報では、昼間30℃を超える地方もあると言ってたのにね。
こんなにどこも行かず、ダラダラ目的もなく過ごすGWも珍しいです。
士の字になったB-26をけっこう好いじゃん!って眺めてたんですよ。
そしたら、エンジンナセルになんか違和感が。
このカウリング下部の形状、なんか変だと気づきました。
省略するのはするのは構わないけど、違う形状にするのはダメでしょう。
上部の2個のエアインテイクはわざわざ金型を分割して、あんなヒケをだしてジャガイモにしてまで表現したのに、下部はこれでいいという設計思想が理解できません。予算が尽きたのか。
早速、世傑で確認したらホラ、全然違うじゃん。穴明いてるし。
インテイクの分だけあごが出てるし。
F6Fヘルキャットと同じエンジンなんだから、インテイクとかの造作も似てるはずですよね。
テキトーモデリングでもさすがにこれは看過できなかったので、図面のない工作は初めてだけどやってみました。
元のカウリングの開口部が真円だったら、下にあごを付け足してましたが、上下に長円という中途半端な形状だったので、内側にインテイクを足すことにしました。
できたもの画像と現物を並べると全然違いますなあ・・・ヘルキャットを意識し過ぎか。
もう少し横幅が狭い。
まあ、なんちゃってダブルワスプということで。
t1.0のプラバンを18mmの棒に糸でグルグルに巻き付けて、お湯をかけて曲げました。
元の壁だけよりはましということで。
塗装しても、足したブラバンと内壁との段差が目立つので、パテでも盛ってなだらかにしましょう。
デカールが使えるかどうかわかりませんが、塗装図では下面が無塗装シルバーです。
こんなヒケだらけで、表面状態のバレやすいシルバーなんか塗りたくないので、オリーブドラブとニュートラルグレイという旧式な標準塗装にします。
塗り分けとデカールの一致しないデタラメモデルです。
下面色のニュートラルグレイという色を持ってなかったので、今回このために買いました。
いかに今まで作ってきたもののジャンルが、狭いかと言うことですね。。
ヒケが目立つのでつや消し仕上げにして、きついウオッシングもして、ドロドロの汚い機体にするつもりです。
ボツボツリベットなので、AFV風が似合うと思いまして。
一度やってみたかったんです。
飛行状態ですが、固定方法を考えずに進めてしまったので、機内に磁石等を仕込むのを忘れました。
なので、クラキンさん方式=機体に直接ネジ止めです。
ベースは10年以上前に試作でピアノ仕上げ(光沢)の真似事をして失敗したものが、ガタクタ箱に捨ててあったのでそれを使用。
適切な木材の選択とか、有効な目止め剤の使用とか、生地の仕上げ方法とかのノウハウも無しに、光沢仕上げなんかできるわけない、というのを実感するためのトライであったと、hisota史の研究者なら言うでしょう。
何を載せるか決めないで作っているので、煙草箱程度の中途半端な大きさで、こういう使い方しかできません。
それにユニバーサルアームでリフトです。
世傑によると、マローダーはF4Uコルセアと模擬空戦して、逃げ切って引き分けにしたこともあるほど運動性が良かったと書いてありました。
高翼面荷重なので宙返りは無理でしょうが、エンジンパワーに余裕があるし、ロール率も良さそうなシルエットで、空荷ならキビキビした機動をするかもしれませんね。
この自在アームならバンクも容易にできるので、動きのある展示ができます。