模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

東京を散歩

2024年12月09日 | お出掛け

11月最後の土曜日、上野のガード下で高校の同級生とヨメさんと3人で昼呑みしました。
ダブルデート(死語)の予定でしたが、友人の奥様はその週の仕事が忙しくて当日ダウンしてしまい、案内人とお上りさん夫婦という感じになりました。

アメ横の昨年と同じ焼き鳥屋。11時の開店前から並びます。

開店と同時にすぐに満席。
この日の東京は気温が15度くらいで風もなく快適な外呑みになりました。

まずはビールを飲みながらメニューを検討。

定番の焼き鳥、からし味噌ダレやニンニクダレ、もつ煮込みなど。
ビールからホッピーに切り替え。
冷たい飲み物でも問題がない陽気で快調に飛ばします。
ホッピー1本に中身を1回お替りして、おなかもできたのでサクッと2軒目に移動。

2軒目はハムカツや肉料理が美味しいと評判の店で、軽くビールを中ジョッキ1ハイ飲んで落ち着いたので上野公園へ。
公園では「関東甲信地区総合錦鯉品評会」なるものをやっておりました。

「月刊錦鯉」という雑誌があるんですね。知らなかった。
模型誌も興味のない人には同じような認知度なのでしょう。

案内人は腹ごなしに谷根千を散策するという計画を立ててくれてました。
上野駅から日暮里駅まで、線路が直角に曲がった直角三角形の長辺を歩きます。

西洋美術館で絵画鑑賞という案もあったのですが、期間限定展示物が印象派だったのでパス。
母校の芸大。懐かしい(ウソ)。

11月の終わりというに紅葉が真っ盛りで、穏やかな散歩日和でした。
東京らしく青い空に黄色のイチョウが美しい。
東京で働いていた頃は千代田線で毎日この辺りの地下を通っていたのに散策しようとは思いつきませんでした。
バブルの前だったのでもっと古い家屋なども残っていたのかもしれないに残念です。
今まで知りませんでしたが、このあたり谷中霊園があってそのまわりは寺だらけなんですね。
地形的には墓地や寺社があるのが水害の恐れがない台地上で、谷中銀座は地名通り一段低い低地にあります。

クラフトビール屋を発見。のどが乾いたので休憩。今日3軒目。

和風の店内の1階でビールを醸造しており、2階の和室でゆっくりと呑むことができます。

6種類のクラフトビールがタップに掛かっていました。

車で買い物に行けなくなったら田舎では暮らせないので都会に移住しようと考えていますが、こんな高級なところは無理だろうなあと考えながら歩いていました。
谷中銀座でメンチカツを買い食いしたり、店をひやかしつつ夕焼けだんだんという階段を上がって日暮里駅に着きました。
この段差が洪積台地と沖積平野(浸食谷)との境で、谷中銀座は低地の下町で日暮里駅は武蔵野台地の山の手の東端にあるというのがよくわかります。

友人の奥様はここを歩くのを楽しみにされていたようで残念です。
うちのヨメさんもかなり気に入ってしまい、またゆっくりここに来たいと申しております。

日暮里駅から電車に乗って赤羽駅で下車して4軒目の店を物色します。

カキが食べたかったので海鮮系の飲み屋にしました。

白ワインを数種、グラスで頼んでがぶがぶと飲み、サクッと店を出ました。

ホテルのある戸田まで戻って少し小腹が空いたので、5軒目は中華系の飲み屋にしました。
偶然昨日行った川越のクラフトビールがあったので白ビールとアンバー系を注文。

友人は糖尿の気があるのでビールは控えて、もっぱら焼酎などの蒸留酒を飲んでしました。
他の同級生ともTV電話で話したりしましたが、みんなお年頃なので何かしら成人病をひとつふたつは持っているですね。

今回は友人奥様が来られなくて残念でしたが、ちょうど良い季節に谷根千を歩けて楽しかったです。
タモリの日本坂道学会とか他の方は東京スリバチ学会とか、東京を地形図を見ながら歩いて楽しまれているのに憧れていましたが、その真似事ができました。
今年の遠出はこれで最後です。
ヨメさんはもう来年の旅行の候補地を物色し始めました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 工作室の防音 | トップ | 埼玉の土産 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お出掛け」カテゴリの最新記事