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「ミスに強くなる」より
序章 自分を知り自分をコントロールする 34p
0ー1)頭の中にもう一人の自分がいる
●頭の中にもうひとりの自分がいる
●メタ認知の2つの働き
0ー2)心の管理不全とミス
●自分の心が自分ではままならない
●熱中しても心が弱ってもメタ認知は働かない
●心理安全工学のすすめ
0ー3)メタ認知力を高める
●メタ認知力を高める王道は知識
●ミスに関する心理学的な知識とは
0ー4)今現在の心と行動を内省する
●今、過去、未来を考える
●仕事をしている今現在の心と行動を内省する
●課題分割をする
●実況中継をする
0ー5)事後的にあとを振り返る
●ヒヤリハット体験を活用する
●認知ダイアリーをつける
●分析の枠組を決める
●VTRを使った振り返り
0ー6)先のことを考える
●予知する
●危険を予知する
●予知能力を高める
●リスク感覚を鋭くする
●知識を高度化できる
●自己チェックリストで自分を知リ、未来に備える
●ミスの予測システムがある
●メタ認知過剰にも注意が必要
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ヒヤリハットの心理学(1)
「ヒヤリハット体験は共有する」
章扉の一言標語
「エラーを知りおのれを知れば百戦たりとも危うからず」
「自分のことは自分が一番よく知っている。余計なお世話は無用」
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我々は自分で自分の頭の働きを知るメタ認知機能を持っている。そのおかげで、自分で自分の頭の働きや行動をコントロールできる。ただし、いつもそれが完璧に機能するわけではない。その隙をつくかのようにして、心の管理不全によるミスが起こる。メタ認知機能をいかにすれば高められるかを考えてみる。
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