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●心を元気にする習慣づくり」の第2期の終わりにあたり

2009-09-11 | Weblog
「心を元気にする習慣づくり」第11回

おわりに

「でも、がんばりすぎはだめ」

● 心を元気にすることを考えるためにキーとなる用語をめぐって「頭」「気持ち」「仲間」に分けて話をしてみました。
 いかがだったでしょうか。

 話しているうちに気がついたのですが、人間の心は、どうもネガティブなほうにバイアスがかかっているようです。 
放っておくと、どうしても悪いほうへ悪いほうへと展開してしまうようなのです。
 いわば、ネガティブ引力ですね。
 どうしてなのでしょうか。
 たぶん、こういうことではないでしょうか。

 「勝ってかぶとのおを締めよ」という戒めがあります。
慢心の戒めですね。慢心すると、
・生き方が甘くなります。
・見えるものも見えなくなります。
・やるべきことも雑になります。
・さらなる努力もしなくなります。

挙句の果ては、どうなるでしょうか。
能天気な人という、あまりありがたくない評価さえもらってしまうかもしれません。
 大げさに言うと、これでは、生物種としての生き残りもままなりません。
そこで、黙っているとネガティブ方向へと心がいくように仕向けておくのです。
心がネガティブになれば、あれこれと考えざるをえません。
深く自分の心を内省もします。

鳴門教育大学の山崎勝之氏は、次のようなうまい表現をしています。
「木を見て森を見せないのがネガティブ感情で,森を見て木を見せないのがポジティブ感情」
あるいは、S.ジョンソンは「頂はどこにある?」のなかでこんな表現をしています・
「山(ポジティブ状態)にいるときには
物事を実際よりも
よく思ってはならない。

谷(ネガティブ状態)にいるときには
物事を実際よりも
悪くおもってはならない。

現実を味方にすべきだある。

 さらに、こんなことも考えられます。
 ポジティブ志向には、がんばっての色合いがあります。一生懸命にやって、やっとそこまで、という感じですね。
 引力に逆らって打ち上げられるロケットのイメージです。

 人は誰しも、自分の限界を知りたい気持ちを持っています。
ここまでと思っていた限界を超えるとうれしくなります。
それがまた次の挑戦につながります。
これが人類を進化させてきたのだと思います。

でも、いつもいつもずっと一生懸命も大変です。疲れます。いずれ破綻してしまいます。
そこで、ちょっと一服しませんか、ということで、心をネガティブなほうに引き戻すのです。というより、ここでも、黙っていれば、心が休める方向、相対的にはネガティブな方向へといくようにしてあるのです。
 いかがでしょうか。納得してもらえたでしょうか。

ところで
先日、「YESMAN」という映画を見てきました。
 なんでもYESといえば、人生変わるというセミナーに参加して洗脳された銀行員。
 公私にわたり、YES,YES,を連発することで確かに人生がポジティブな方向へと変化はするものの、最後は、「あなたのYESは、主義からなの? 本音なの?」と結婚をせまる彼女から問い詰められて窮地に陥ってしまいます。
まー最後は、なんとかハッピーエンドにこぎつけました。

 心を元気にする習慣づくりための心がまえや習慣づくりを紹介してみました。
それらをヒントにして、
時には、ポジティブな世界に飛び出して、メリハリのある人生をおくってください。
 

目標まっしぐら

2009-09-11 | 教育
● 目標まっしぐら
 自分の場合、今でもふつふつと思い出すのは、大学受験ですね。
 1年間、目標達成に邁進しました。当時、家庭内はめちゃくちゃでしたが、そんなことには目もくれず、ひたすら勉強でした。そして、合格しました。
 余談になりますが、最近、大学入試では、推薦入試やアドミッション・オフィス入試で、こうした「がり勉」プロセスを経験しないで大学に入学してくる学生が増えてきました。大学生の学力低下についてあれこれ議論がありますが、やはり王道にかえって、学力試験入試にするべきではないでしょうか。

夢をみた

2009-09-11 | 心の体験的日記
年齢と夢見の関係
どこかにデータはあると思うが、
自分に関しては、最近、夢をみることはほとんどない
ところが、今日は、夢で目が覚めた
あまり愉快な夢でないのは憶えてているのだが、内容は思い出せない
もしかする夢をみたことを忘れてしまっているのかも