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作成: 仕事日記をつけよう
海保博之先生と出会う
(自分なりに仕事日記をつけはじめて、驚くほどの効果があるので、
ぜひ本にしたいと思ったというのが、前回までの話。)
「仕事日記」的なことを推奨しているいい著者はいないかしら、といろいろと探し回ったところ、
ネット上で「認知的体験」という日記をつけている大学教授がいる、という記事を発見し、そのブログや著書を読みました。
それが、この本の著者、海保博之先生です。
海保先生の専門は、
認知心理学。
記憶、判断、注意集中といった人の知的な頭の働きはどうなっているのかを研究し、その力をよりパワーアップさせて、仕事や生活に役立てていく学問領域です。
なかでも先生は、「ヒューマンエラー」をいかに減らすか、という研究をされています。
ヒューマンエラーとは、ミスをしてはいけない場面でミスをする、納期に間に合わせることができない、大切な事項の伝え忘れ、決まった作業手順の省略など、仕事上の失敗のことを指します。
早速お会いして、書くことの効果を伺ったところ、まずとってもおもしろかったのが、
感情の「知性化」
という概念です。
仕事のモチベーションや効率には、「能力」だけでなく、やる気や感情がものすごく関わっていますよね。
私は、怒りに支配されやすいタイプなのですが、
怒っているときは、もちろん仕事に手がつきません。落ち込んでたり、不安なときも、効率は落ちます。
書くこと=感情を「知性化」することである。
感情を「知性化」することは、自分の言葉で自分の感情を意識的に整理すること。
それによって感情の世界を冷静に内省することができるようになってくるそうなのです。
おお、おもしろい!と思いました。
それから、「自己コントロール」とか、「目標達成」とかいうけれど、その過程で自分の中でどのような「しくみ」が働いているのか、というお話も非常に興味深かったです。
(それが、この本のもっとも重要なポイントである、「コビト」につながってきます。そのお話は次回)
☆海保先生のご著書、とてもおもしろいのですが、特に「学習力トレーニング」(岩波ジュニア新書)と、「ミスをきっぱりなくす本」(成美文庫)が、興味深かったです。
続々と本が刊行 笑い
日記嫌いの人
なぜ、日記をつけると心が元気になるのか
メタ認知力を高めるための日記のつけかた
書くことの意味は?
などなど
だまされたと思って 笑い
読んでみてください
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クリエーター情報なし | |
WAVE出版 |
晩酌をおいしくするためにか<<意識しているわけではないが
あまり水分補給をしないほう
でも、あまりよくないらしい
コートでも、、1リットルボトルをかかえてくる人がいるが
自分は、ときおり、いや、しばしば、忘れることがある
年寄りはとくに水分補給が大事らしい
こんどの研究室(副学長室)には、水のみ場がない
ペットボトルの持込だなー