心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
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老人心理

学習力トレーニング」

2012-08-24 | 認知心理学

アマゾン、レビューより


集中力・記憶・問題解決・自己管理力・コミュニケーションと必要と思われる多くのことが扱われているのはよかった。けれど、方針を示しても具体的な方法まではのっていないとこでは「なるほど、でどうすればいいんや?」と思った。この本だけですませずに、ほかの本と併せて読む必要がありそう。
ナイス! - コメント(0) - 09/09


09/06:蝴蝶
09/01:学舎
03/21:えま

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関連知識が全くなかったり、逆に豊富だったりすると、知的好奇心はわかない。関連知識がほどほどのときに、知的好奇心が最もわく。という事実を私は知りませんでした。関連知識が全くない人には、まず体験してもらい、そのあとに説明をしたほうが興味を引き出すことができるかもしれない、と気付かされました

学習力トレーニング (岩波ジュニア新書 (468))
クリエーター情報なし
岩波書店

すみません」の国  

2012-08-24 | 心の体験的日記
「すみません」の国 (日経プレミアシリーズ) (日経プレミアシリーズ 157)
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社


日本を状況依存社会と特徴づけ
言葉よりけはいを大事にする日本人
のおかしさ?を見事に分析
さて、日本人は、グローバル化する社会で
このままで行きぬけるのか


上から目線」の構造 の著者でもある
社会心理学者

わかりにくさの壁を自律的に超えさせる

2012-08-24 | わかりやすい表現

 何かを知るためには、知りたいという知的好奇心がまず必要。さらに、その初期段階では、何が何やらわけがわからない壁に直面する。その壁を乗り越えるために、教師や親は手助けをすることになるのだが、上から手を引き上げ、さらにお尻を押してやるような手助けばかりをしていては、子どもの学びは自律しない。
 わかりにくさの壁を自律的に乗り越えさせる機会と方策をいかに授業のなかに作りこむかが大事なのだと思う。

直観「名言の心理学

2012-08-24 | 名言の心理学
「直感」
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考え抜いても結論がでなければ、「好き嫌い」できめてよい(羽生善治「大局感」角川oneテーマ21)

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かつて、「感情と思考の科学辞典」を編んだことがある。水と油と思われている感情と思考とを同時に取り上げることで、とても、おもしろい辞典になった。
それで納得したことは、感情と思考は、日常では、まったく水と油ではないということだった。実に微妙に両者が協働して妥当な結論を導き出して生活をしていることがはっきりとわかった。
さて、この名言は、考えぬくことをとことんすることが仕事の将棋棋士のものである。日常とはいえない世界でも、こんな形で思考と感情が協働していることが語られていて、驚く。
将棋に限らないが、選択枝が増えるほど決断は難しくなる。あまりの難しさに決断を放棄してしまうことさえある。選択麻痺と呼ばれる。この名言は、そんなときの指針になる。




意識

2012-08-24 | 健康・スポーツ心理学
「イ」

意識(consciousness>

精神分析学では、人間の心を意識・前意識・無意識の3つに分ける。自分で現在認識している内容を意識という。つまり、私達が直接的に心の現象として経験していること、これは私の経験だと感じることのできることを総体的に意識という。意識は短期記憶・作動記憶と関係があると思われる。自分で現在認識していないが、努力すれば思い出すことができる内容を前意識という。前意識は長期記憶と関係があると思われる。自分で現在認識しておらず、努力しても思い出せない内容を無意識という。精神分析学では通常の方法では思い出せない無意識下にあるものを、自由連想法などを用いて意識に持ってゆくことで無意識を理解しようとした。行動主義が「意識なき心理学」と呼ばれるのに対して、認知心理学はその反動として、人間の意識や心を研究の対象とすべきであると主張する。行動主義においては意識は主観的なもので、外から観察できないので、心理学の研究対象から除外されている。(YW)

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意識の辞書的な意味は自分が何をしているか、どういう状況におかれているか、自分ではっきりとわかる状況、とのことです。たとえば、昼飯にカレーを食べている時に、「自分はカレーを食べている」とわかることが意識があるということです。その昔、心理学者のフロイトは意識を意識・前意識・無意識の三つに分けました。意識は簡単に思い出せることで、前意識はなかなか思い出せないが時間が経つと思い出せることで、無意識は自分では思い出せないこと、としました。そしてフロイトは無意識こそが記憶のほとんど占める「氷山の一角」として研究を進めていった。(OK)

  (学生による認知心理学キーワード解説)ブックマークより