心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

人間関係を改善する

2015-03-31 | 健康・スポーツ心理学
人間関係
 仕事での人間関係は、自分ではどうにもならない側面が大きいものです。人を選ぶことはできませんし、どうしても合う・合わないという相性もあります。「何でそういう言い方をするかな!?」と納得のいかないことも多々あるでしょう。
 とはいえ、それはすべて「あなたの側」から見た景色でしかありません。
 仕事日記を見直し、そこに記された出来事や感情を通して、私たちは新しい発見やそれまでとは異なる視点を得ることができます。
 「ムカついた」「信じられない」「ありえない」と、自分の感情を文字にすることは、「感情の知性化」につながるからです。
 感情の知性化とは、自分の感情を言葉で意識的に整理することです。感情の嵐に巻き込まれているときは、なかなか事態を冷静に見つめることはできません。
 しかし、感情を言葉にしていくと
「そうはいっても、悪気はなかったのかもしれない。思ったことを口にしただけかな」
「あのときは腹が立ったけど、立場上、しかたがなかったのかもしれない」
 と、感情の世界を冷静に見つめることができるようになります。