内から湧き出る幸福感
まずは、性格がありますね。
「明朗、外向的、活動的 楽観的、感情安定、受容的」
といったところでしょうか。いわば、ポジティブな性格ですね。
性格と密接に関係しますが、思考の習慣もあります。
友達を遊びに誘った。でも断わられた。そのとき、あなたは、どういうように考えますか。
「せっかくさそってやったのにことわるなんて」と思えば、気持ちは攻撃的になり幸福感とはほど遠いものになりますね。
でも、「何か都合があったのだろう」と相手に配慮できれば、気持ち穏やか。
さらに「ではこの次、映画にさそってやろう」と考えられるなら、ポジティブ感情を抱くことができますね。
ポジティブ感情へといざなうのがポジティブ思考です。
次は、だんだん大きい話になりますが、生き方ですね。
目標を持って前向きに生きている人は、幸福感が高くなります。
目標に少しずつ近づくことがわかれば、そして結果として目標に到達できれば、自分にご褒美を、となります。
さらに、やや抽象的になりますが、自分自身にそれなりに満足している人です。
これはやや危ないところがあるのですが、幸福感の一番基礎になっているように思います。なぜ危ないかというと、もう一段上へという向上心を削いでしまうかもしれないからです。
ですから、前述した生き方とセットで考えて、常に目標へと自分を向上させている自分の今を肯定するという、やや難しい心の習慣づくりが必要になるところです。