心の風景 認知的体験

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ひさしぶりの雨音

2018-03-01 | 心の体験的日記
水不足というほどではないが、
雨がここのところほとんど降らなかった。
今、朝5時。雨音がする。
いよいよ春の嵐か!
外出予定のないものにとっては、一服の???かも?
通勤通学に支障のないことを願いつつ。


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2018-03-01 | Weblog
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@@

1000番以内に定着しそうというところ。
愛読感謝です。


不調一巡して普通に

2018-03-01 | 癌闘病記
火曜日からは、
便秘、気力喪失に加えて、食欲不振が加わり、
つらかった。
でも、今朝になって、すべてが解消。
3時起き書斎入り、
珈琲とお菓子で元気づけ。

うーん、これを繰り返しながら、
全体的にQOLが低下していくのかなー


笑うーー 「一日3回の爆笑で心もからだも元気」

2018-03-01 | ポジティブ心理学
笑うーー

「一日3回の爆笑で心もからだも元気」

● 笑いってどんなもの
 笑うから元気なのか、元気だから笑うのか。いずれであるかはともかくとしてーー実は、これは、感情心理学の大問題の一つなのですがーー、笑いと心身の健康(元気)とは関係があることは間違いありません。
 ただ、「笑い」には実にさまざまなものがあります。苦笑、嘲笑、冷笑、せせら笑いなどのようにネガティブな感情の表出としての「笑い」から、笑顔、爆笑、微笑のようにポジティブな感情に伴う「笑い」まであります。
まさに、人間その笑う存在です。
ここでは、言うまでもなく、後者のような笑いを取り上げることになります。

 さて、その笑いってどんなものなでしょうか。
 笑いに限りませんが、気持ちの喜怒哀楽は、顔の表情として表出します。笑いもその一つ、しかも、人に固有の表出です。
怒りなどのネガティブ感情に伴う表出は、犬猫でもあるのになぜでしょうか。(もっとも、動物愛好家なら、犬猫も笑うというかもしれせんが。)

 それは、笑いの2つ目の特徴になります。つまり、笑いは、社会生活の中で、かなり大事なメッセージを伝えているのです。
・私はあなたのことを全面的に受け入れます
・私は今ポジティブです
・あなたは私の予想を外れた行為をしています
 社会的動物である人にとっては、このように、笑いは、欠かすことのできないコミュニケーションの道具なのです。
 笑いをあえて、3部の「仲間を元気にする習慣づくり」に入れたのも、このためです。

● どういう時に笑うのか
まずは、お互いがポジティブな感情を共有しているときに、笑います。
やや余談になりますが、大学で40年余り講義をしてきましたが、どう考えてみても、講義中に学生が笑ってくれたという思い出が一度もありません。
何度も冗談やダジャレのようなことも言ってみたこともありましたが、学生のほうは、ぽかーんとしていました。そんなことが続くため、いつからかもう、学生を笑わせるような努力をしなくなってしまったようです。
笑わせようとして努力したのに笑ってくれないときほど、ばつの悪いことはありませんから。

 それに対して、落語や漫才の寄席中継。
笑いの渦ですね。なんでそんなことがおかしいの、というところでも笑いが起こります。
 つまり、講義室とは違って、寄席では演ずる人も観客も、笑って楽しむという目的を共有しているのですね。笑わにゃー損々、というわけです。
ですから、笑いの閾値が低いのです。
 大学の講義以外にセミナーや講演などでも、笑いをとるのは、日本ではかなり難しいです。聴衆のほうが、まじめすぎるのです。お勉強するのに、笑いなんて不謹慎とさえ考えているふしがあります。

 でも、ポジティブな感情を共有しているだけでは笑いはおこりません。
 笑いを起こすのは、相手の言動が、こちらの解釈のための図式(スキーマ)とずれている必要があります。予測とのずれですね。
 最近のお笑いタレントは、奇妙な動作で笑いを取るのが流行のようです。
「奇妙」に見えるのは、そんな動作は「普通は」しないからです。この「普通は」を支えるのは、あなたの頭の中にある知識のまとまり、すなわちスキーマなのです。
 スキーマからのずれがはなはだしくなると、笑いから驚きに変わってしまいますので、ずれ具合が笑いをとるコツになります。
そのあたりのうまい下手が、お笑いタレントのタレントということになります。
織田正吉氏は、こんな例をあげています。
「犬もあるけば猫も歩く」
言うまでもなく、「犬も歩けば、棒に当たる」のスキーマがずらされたことによる笑いです。
 
●笑いの効用
 「相手を全面的に受け入れる」
「自分がいま、ポジティブであることを伝える」
「あなたは私の予想を外れた言動をしています」
といったメッセージを相手に言わずもがなに伝えることは、笑いの一つの効用です。
 この「言わずもがな」が大事ですね。何も言わなくとも、笑いは、これだけのことをわかってもらえるメッセージなのです。
 使わない手はありません。
これ以外に、笑いは、相手の気持ちを元気にする効用もあります。
笑いだけではありませんが、笑いには、感染効果があります。ある人の笑いが回りの笑いを誘うのです。この効果は場の雰囲気を変えます。周囲を元気にしてくれます。

もうひとつ、横道にそれますが、最後に全然違った笑いの効用を紹介しておきます。
それは、笑いの病気の防止と治療効果です。
笑う人のほうが病気にかからない、病気になっても回復が早いということを示すデータが報告されているのです。筑波大学の名誉教授で遺伝学の研究をしている村上和雄先生によると、笑いは、病気の発症や治療にかかわる遺伝子のオンオフに関係しているらしいのです。
笑いは、このように、心身の元気作りに関係が深いのです。
 
● 効果的に笑う、笑わせる
さて、では、効果的に笑ったり、笑わせたりするのは、どんなことに心がけたらよいの
でしょうか。
 いずれの場合でも、気持ちがポジティブでないとどうにもなりませんね。無理な作り笑いになってしまいますから。
 その上でまず、自分から効果的に笑うほうから。

 先ほど、講義や講演では、学生諸君や聴衆がまじめで笑ってくれないという話をしました。まじめなのは良いのですが、でも、相手が笑わせようとしているときには、場の雰囲気がありますから大声で笑う必要はありませんが、せめて顔の緊張をほぐして微笑くらいはするように心がけることです。
確かに、お笑いタレントと違って、笑いのきっかけになるずれは、もっぱら知識のすれですので、きちんと話を聞いていないと笑うタイミングがとれません。それだけに、笑うということは、あなたの話をきちんと聞いている、話が私に伝わっているというメッセージを送り返すことになります。

もう一つは、かなり強引な笑いになりますが、ともかく笑う、もっと言うと爆笑することです。さらに言うなら、気持ちに関係なく笑ってしまうことです。
冒頭で、「笑うから元気なのか、元気だから笑うのか」は、感情心理学の大問題と言いました。それは、
笑う(身体の末梢反応)――>元気(ポジティブ感情)
という因果を想定するのか、あるいはこの逆なのかということなのですが、ジェームズ・ランゲ説として古くからあったのが、「笑うから元気」という因果関係なのです。

それが最近、少し装いを新たに再登場してきたのです。ちょっとだけ説明します。
笑うーー>「自分は、なぜ笑うのだろう、と推論する」ーー>おもしろいからだ
「身体反応」と「感情」との間に、身体反応を推論する過程が入って、その解釈に従って感情が発生する、というのです。「笑っているから、自分はおもしろいと思っているのだ」というわけです。
人は何にでも理屈をつけたがる存在であることを考慮した仮説です。
 決着はついていませんが、でも、ともかく笑ってみる。そうすれば、元気になるのですから、試してみる価値はありますね。

次は相手を効果的に笑わせるコツです。
 お笑いタレントの真似をして、「ぼけたり」「突っ込んでみたり」「ダジャレを言ったり」「からかってみたり」は、場面によってはあってもよいかもしれませんが、普段は、そんなハイテンションは不要です。
 相手を効果的に笑わせるには、結局はここでも、あなたが笑えば良いのです。
あまりにも簡単なことですが、これがすべてです。(笑)