英検1級試験に合格
26歳、徳島大学助手のころ。きっかけは思い出せないが、神戸まで出かけてスピーキングの試験を受けた。20人くらいの受験生が、与えられてテーマでショートスピーチをするような試験だった。冒頭にジュークを入れるアメリカ式をまねてスピーチをはじめたことは思い出すが、しかし、そのあとは何を話したか思い出せないが、これはだめだーと思ったことは思い出せる。でも合格だった。運転免許証とこれが70余年の生涯で手にした資格である。
後日談。英語、英会話はその後も勉強はしていた。40歳になって文科省の海外研修に10か月にいけることになった。さー、英検1級が役立つと勢い込んで出かけた。ところが、相手の言うことがほとんど聞き取れない。これにはまいった。落ち込んだ。
その話を日本人の英語教員に話したら、海外研修でノイローゼになるのはあなたのように変な自信を持っている人。たとえば、英語教師など。と言われてしまった。
以後、英会話PTSDで、英語を話す人には近づかないようにしている。