心の風景 認知的体験

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ミニ体操のすすめ

2018-03-21 | 健康・スポーツ心理学
病者は体を動かさない。
廃用症候群にさらされるリスクがある。
かとって、リハビリ体操ほどの大げさはことは無理。
そこで、今、自分が心がけているのは、ミニ体操、あるいはマイクロ体操。
・朝起きる前に、全身で動くところあちこちを10回ずつ、100まで。
・ワープロをうちながら、口あけ、舌だし10回
・足の指先の屈伸10回
などなど、思いついたときに、思いついたところを、100回、10回動かす。

結構、運動した感じになって気分がよい。

励まし

2018-03-21 | ポジティブ心理学
励まし
「励ましは、一番簡単な仲間の元気づくりなのだが」

● 「がんばってね」
 死の床に付している人のお見舞いの別れ言葉に「がんばって」はないだろう、といわれくらいに「がんばってね」は相手を励ます言葉としてよく使われます。
 自分でも、実に良く使うことにあらためて気づかされます。
まさに、「人は言葉に励まされ、言葉で鍛えられる動物です」(永崎一則)ね。
 なお、アメリカでは、逆に、
「take it easy(無理しないでね)」
「take care of yourself)お大事に)」
が別れ言葉の定番だそうです。
ガンバリズム、日本文化の面目躍如たるところです。
これは、単に言葉の問題のようですが、底には、このように文化が反映されています。

● 励ます行為の2つのタイプ
 人を励ますとはどんな心理なのでしょうか。
 似た行為に、別のところで取り上げた「ほめ言葉」があります。これは、相手のやりとげた結果に対するポジティブな評価、心理学の用語を使うなら、正の強化になります。
 励ます行為にも、正の強化という面もあります。これまでやってきたことは良いことです、だから、そのまま続けると良いですよ、という励ましですね。
 勉強している子どもを、「がんばってるね」と励ますような場合です。これについては、ほめ言葉と同じ話になりますので、ここでは取り上げません。
 励ます行為にはもう一つ、もろに、元気づけの効果をねらうこともあります。
 前述した、死の床に臥している人に「がんばってね」というような場合です。
 正の強化としての励ましに対して、こちらのほうは、今現在の状態を脱して未来に向けてのなんらかの行為を促すものとなります。
 励ます行為で難しいのは、こちらのほうです。死の先はないですからね。

● ただ励ませば良いというわけではない
 落ち込んでいる人に、「元気出して」と励ますことは簡単です。
 しかし、励まされたほうからすれば、「どうやって元気を出せばいいの?」と言いたくなる場面が多々あるから、気をつける必要があります。
 どんな場合でしょうか。
 当面、現状から脱却する方策がない、あるいは、見つからない場合です。
・ 失敗して回復するすべがないとき
・ 気持ちがひどく落ち込んでしまっているとき
・ 先のことにまで思いがいく余裕がないとき
 などです。

● 効果的な励まし方
まずは、励ます場面には、ほめて励ます場面と、現状からの脱却を促す励ましのどっちなのかを峻別できる眼力をつけることです。
圧倒的に「がんばってね」というときは、前者です。こちらのほうは、なにも気にせずに素直に口に出して良いと思います。

現状からの脱却を促す励ましを効果的にものにするには、少し気を使う必要があります。
まずは、タイミングです。
現状が最悪な状態のときの励ましは残酷です。こういう状態では、むしろ、最悪な状態を受け止めてやる気持ちのほうを優先するべきです。悲しみ、苦しみ、辛さを共感する気持ちですね。
そして、気持ちが上向いてみずから現状をなんとかしなければという気持ちになってきたあたりを見計らって、励ますことになります。
ここで、「がんばってね」はそれなりに有効だと思いますが、言葉に気持ちをこめる配慮があれば、言うことなしですね。
何か自分で助けてあげられることがないかを相手に聞くのも良いですね。

最後は、余計なおせっかいと言われない程度に、具体的な方策を示唆してやれればいうことなしです。


抗がん剤投与後、2週間

2018-03-21 | 癌闘病記
抗がん剤の副作用のすごさは、何度か記事にした。
今日は、投与してから2週間目。
月曜日あたりから、とても快調。
なにより食欲が出てきたのがうれしい。
今日はなんとお寿司が昼食。

抗がん剤で癌の発育?を抑えか
近藤医師のすすめるように、抗がん剤をことわってしばしのQOLの向上を堪能するか。

後者にしたいのだが、なかなか回りが許さないだろうなー

来週28日まで、しばしの安逸、平穏、普通を堪能するか。

●愛着(attachment)

2018-03-21 | 心理学辞典

●愛着(attachment)
サルや人の新生児において観察される、母親とのもっぱら身体的接触を介して得られる情緒的一体感のこと。乳幼児期での、母子分離による施設などでの養育には、この点に十分な配慮をしないと、施設病(hospitalism)とよばれる発達障害の発生が懸念される。逆に、この時期の十分な愛着経験は、後々の安定した世界観の確立に寄与するとされている。