一日何もしなくともいい。
寝て食べているだけでいい。
それでも、あれこれしたいことやしなければならないことも出てくる。
今日は、
散髪
昼食
たちよりの湯
千栄堂でかき氷を食べ、いなりずしを買ってくる
さて、どれをしようか、朝から迷っている。
全部一気にできるのだが、
車をあまり運転したくないしなー。
結局、ベッドでということの多い昨今である。
あまりいい傾向ではない。
気候もよくなってきたので、
一日1回の外出を義務づけるのもよいかも。
夜の散歩はかかさないのだが。
でもねー、こんなルーズな生活が許されるなんて、
考えてみたら、人生のこの時期だけだよなー
もっと堪能してもよいのかも。
でもそれが意外につらいということもあるのだ。
なかなか人生も一筋縄ではいかない。
寝て食べているだけでいい。
それでも、あれこれしたいことやしなければならないことも出てくる。
今日は、
散髪
昼食
たちよりの湯
千栄堂でかき氷を食べ、いなりずしを買ってくる
さて、どれをしようか、朝から迷っている。
全部一気にできるのだが、
車をあまり運転したくないしなー。
結局、ベッドでということの多い昨今である。
あまりいい傾向ではない。
気候もよくなってきたので、
一日1回の外出を義務づけるのもよいかも。
夜の散歩はかかさないのだが。
でもねー、こんなルーズな生活が許されるなんて、
考えてみたら、人生のこの時期だけだよなー
もっと堪能してもよいのかも。
でもそれが意外につらいということもあるのだ。
なかなか人生も一筋縄ではいかない。
ポジティブ感情「一日一回、ポジティブ感情を味わう」
● 快より不快のほうが多い
2010年5月11日付読売新聞の博報堂生活総合研究所がおこなった調査結果が紹介されていました。
青年男女6000人に、「ほっ」「じーん」「やばい」などの感情を表現する擬態語、擬音語20個を生活のなかでどの程度感じるかを聞いたのです。結果は次のとおりでした。
・ 不快に関する語としては、「いらいら」が最高、ついで「むかっ」「うんざり」と続く
・ 快では、「ほっ」が最高、ついで「ほのぼの」「やったー」「わくわく」と続く
・ 不快関連の言葉のほうがより頻繁に感じたことがある
・ 快を感ずるのは女性のほうが圧倒的
おもしろいですね。とりわけ、終わりの2つの結果。
この連載を読めば、きっと、快―不快が逆転します(笑)。
●感情を分類してみると
感情の種類も喜怒哀楽が基本ですがそれ以外にも結構、あれこれあります。それを分類
する観点にもあれこれあります。その一つを紹介してみます。
まず、「活性対不活性」と「快適な対不快な」の軸(観点)を設定します。
「活性対不活性」はイメージの沸きにくい用語ですね。むしろ、「激しさ/舞い上がった
対静かさ/落ち着いた」とでも言ったほうがいいかもしれません。感情には、強弱があることを、分類の観点として入れたものです。
「快適な対不快な」は、解説はいりませんね。
この2つの軸を組み合わせて、感情を4つのゾーン(領域)に分けます。
「快適・活性」 機敏な、上機嫌 幸せ>元気ゾーン
「快適・不活性」平和 満ち足りた くつろいだ>リラックスゾーン
「不快・活性」 緊張 心配 いらいら>攻撃ソーン
「不快・不活性」悲しみ 抑うつ 無力な>沈みゾーン
ポジティブ感情というくくりは、この分類で言うなら、「元気ゾーン」になります。
● ポジティブ感情、再考
機敏で上機嫌で幸せ。
こんな感情状態でいられる時って、日常でどれくらいあるのでしょうか。
普通の人のほとんどの時間が、ほんのちょっと感情のさざ波がたつくらいの状態なのではないかと思います。ここが、いわば感情の「デフォルト(普通)ゾーン」です。
そして何か事が起こると、上のような感情状態、つまり、「感情的に」なるのだと思います。感情は、あなたの生存を脅かす、あるいは維持することの危険を察知するセンサーだからです。
何もないときは、また、デフォルトゾーンの戻ります。
攻撃ゾーンへーー>対決状態―>転職、
配置換えなど
上司から叱られた デフォルトゾーン(平静)
(ネガティブ事象)
沈みゾーンへーー>ストレス状態―>引きこもり、
うつ病など
元気ゾーンへーー>有能感の向上―>慢心、
権威主義
上司からほめられた デフォルトゾーン
(ポジティブ事象)
リラックスゾーンへーー>エネルギー温存―>ぼけ、
おっくうなど
いずれのケースでも、時間の長短はあれ、普通はデフォルトゾーンへ戻ります。
喜びっぱなし、怒りっぱなし、沈みっぱなし、くつろぎっぱなし、ということはあまりありません。
なぜなら、感情にはエネルギーが費やされるからです。あまり激しい(活性度の高い)感情は長続きできないからです。失恋して一生結婚しないなんてことはごくまれですね。
感情にまつわる問題のほとんどは、時間が解決してくれます。
ただ、持続的に感情を刺激する事象が存在し続けるときは、別です。それは、ポジティブ事象でも、結構、危ない状態です。
たとえば、あまり有能感が高くなってしまうと、慢心してしまいます。見るべきものが見えなくなってしまいます。
あまりエネルギー温存すると、世の中の動きから取り残されます。動くのがおっくうになります。
ですから、四六時中、ほめられたり叱られたりという状況は、感情にとっては好ましくない状況をもたらすことになります。
ここが難しいところですが、逆に、四六時中、デフォルトゾーンなんてのも、機械のようで味気ないですし、感情の危険センサーの働きが鈍っていますから、時には危ない状況にもなります。
● ポジティブ感情を設計するコツ
では、どのようにしたら、最適なポジティブ感情を設計できるのでしょうか。
2つほどお勧めがあります。
① メリハリをつける
デフォルトゾーンに入り浸るのも実は、人間は好きではないようです。だまっていても、そこから出たいという欲求があるようです。
ドラマをみて感動したくなります。趣味活動に没頭して満ち足りた気持ちになりたくな
ります。
それでも、仕事の場となると、コンピュータ画面を眺めながらたんたんと仕事をこなすようなことが続くことがあると思います。
平々凡々の毎日。
そのメリ(減り)状態にハリ(張り)を、みずからがつけるのです。
たんたんとした仕事でも、たとえば、午前中にどこまで、という目標を立てて、達成できたらうれしいですね。それがハリになります。
結果として、仕事に喜びという私情が入ってきます。私情がハリになって、元気ゾーンを味わえることになります。
元気ゾーンをハリに使う習慣をつけることです。
②領域分けをする
一日の生活は、いくつかの領域に分かれています。
ざっと分ければ、こんなところでしょうか。
○仕事
雑事
本業(自分に与えられた仕事)
○家庭
雑事
役割分担
○プライベート
趣味、遊び
勉強
領域分けとは、一日単位でも1週間単位でも、どこかの領域で、ポジティブ感情を実感できるところを用意しておくことです。
今日は仕事領域では、ネガティブ感情状態だったが、趣味活動でポジティブ感情を味わえた、というように生活設計をすることです。
● 快より不快のほうが多い
2010年5月11日付読売新聞の博報堂生活総合研究所がおこなった調査結果が紹介されていました。
青年男女6000人に、「ほっ」「じーん」「やばい」などの感情を表現する擬態語、擬音語20個を生活のなかでどの程度感じるかを聞いたのです。結果は次のとおりでした。
・ 不快に関する語としては、「いらいら」が最高、ついで「むかっ」「うんざり」と続く
・ 快では、「ほっ」が最高、ついで「ほのぼの」「やったー」「わくわく」と続く
・ 不快関連の言葉のほうがより頻繁に感じたことがある
・ 快を感ずるのは女性のほうが圧倒的
おもしろいですね。とりわけ、終わりの2つの結果。
この連載を読めば、きっと、快―不快が逆転します(笑)。
●感情を分類してみると
感情の種類も喜怒哀楽が基本ですがそれ以外にも結構、あれこれあります。それを分類
する観点にもあれこれあります。その一つを紹介してみます。
まず、「活性対不活性」と「快適な対不快な」の軸(観点)を設定します。
「活性対不活性」はイメージの沸きにくい用語ですね。むしろ、「激しさ/舞い上がった
対静かさ/落ち着いた」とでも言ったほうがいいかもしれません。感情には、強弱があることを、分類の観点として入れたものです。
「快適な対不快な」は、解説はいりませんね。
この2つの軸を組み合わせて、感情を4つのゾーン(領域)に分けます。
「快適・活性」 機敏な、上機嫌 幸せ>元気ゾーン
「快適・不活性」平和 満ち足りた くつろいだ>リラックスゾーン
「不快・活性」 緊張 心配 いらいら>攻撃ソーン
「不快・不活性」悲しみ 抑うつ 無力な>沈みゾーン
ポジティブ感情というくくりは、この分類で言うなら、「元気ゾーン」になります。
● ポジティブ感情、再考
機敏で上機嫌で幸せ。
こんな感情状態でいられる時って、日常でどれくらいあるのでしょうか。
普通の人のほとんどの時間が、ほんのちょっと感情のさざ波がたつくらいの状態なのではないかと思います。ここが、いわば感情の「デフォルト(普通)ゾーン」です。
そして何か事が起こると、上のような感情状態、つまり、「感情的に」なるのだと思います。感情は、あなたの生存を脅かす、あるいは維持することの危険を察知するセンサーだからです。
何もないときは、また、デフォルトゾーンの戻ります。
攻撃ゾーンへーー>対決状態―>転職、
配置換えなど
上司から叱られた デフォルトゾーン(平静)
(ネガティブ事象)
沈みゾーンへーー>ストレス状態―>引きこもり、
うつ病など
元気ゾーンへーー>有能感の向上―>慢心、
権威主義
上司からほめられた デフォルトゾーン
(ポジティブ事象)
リラックスゾーンへーー>エネルギー温存―>ぼけ、
おっくうなど
いずれのケースでも、時間の長短はあれ、普通はデフォルトゾーンへ戻ります。
喜びっぱなし、怒りっぱなし、沈みっぱなし、くつろぎっぱなし、ということはあまりありません。
なぜなら、感情にはエネルギーが費やされるからです。あまり激しい(活性度の高い)感情は長続きできないからです。失恋して一生結婚しないなんてことはごくまれですね。
感情にまつわる問題のほとんどは、時間が解決してくれます。
ただ、持続的に感情を刺激する事象が存在し続けるときは、別です。それは、ポジティブ事象でも、結構、危ない状態です。
たとえば、あまり有能感が高くなってしまうと、慢心してしまいます。見るべきものが見えなくなってしまいます。
あまりエネルギー温存すると、世の中の動きから取り残されます。動くのがおっくうになります。
ですから、四六時中、ほめられたり叱られたりという状況は、感情にとっては好ましくない状況をもたらすことになります。
ここが難しいところですが、逆に、四六時中、デフォルトゾーンなんてのも、機械のようで味気ないですし、感情の危険センサーの働きが鈍っていますから、時には危ない状況にもなります。
● ポジティブ感情を設計するコツ
では、どのようにしたら、最適なポジティブ感情を設計できるのでしょうか。
2つほどお勧めがあります。
① メリハリをつける
デフォルトゾーンに入り浸るのも実は、人間は好きではないようです。だまっていても、そこから出たいという欲求があるようです。
ドラマをみて感動したくなります。趣味活動に没頭して満ち足りた気持ちになりたくな
ります。
それでも、仕事の場となると、コンピュータ画面を眺めながらたんたんと仕事をこなすようなことが続くことがあると思います。
平々凡々の毎日。
そのメリ(減り)状態にハリ(張り)を、みずからがつけるのです。
たんたんとした仕事でも、たとえば、午前中にどこまで、という目標を立てて、達成できたらうれしいですね。それがハリになります。
結果として、仕事に喜びという私情が入ってきます。私情がハリになって、元気ゾーンを味わえることになります。
元気ゾーンをハリに使う習慣をつけることです。
②領域分けをする
一日の生活は、いくつかの領域に分かれています。
ざっと分ければ、こんなところでしょうか。
○仕事
雑事
本業(自分に与えられた仕事)
○家庭
雑事
役割分担
○プライベート
趣味、遊び
勉強
領域分けとは、一日単位でも1週間単位でも、どこかの領域で、ポジティブ感情を実感できるところを用意しておくことです。
今日は仕事領域では、ネガティブ感情状態だったが、趣味活動でポジティブ感情を味わえた、というように生活設計をすることです。
ボクシング協会会長騒動以来、スポーツ界のことが気になっている。
まとめて論じる気力さえなくなるほど。
一番基本には、
過去の権威、たとえば、金メダリストといったものを
振りかざしで、組織の長になることで、
過度の権威主義的リーダーとなり、自分の過去経験とのギャップに気づかずに
妙な言動――過去なら当たり前だった!--をして、反発を買う、
ということがあるように思う。
これに付随して、
あれこれありそうだが、
今回の体協騒動では、スポンサーがらみ(金、人材)が背景にありそうなのが気になる。
それにしても、スポーツ庁長官ーースポーツ界の権威の象徴だなーーーも
がんばってほしいところ。
まとめて論じる気力さえなくなるほど。
一番基本には、
過去の権威、たとえば、金メダリストといったものを
振りかざしで、組織の長になることで、
過度の権威主義的リーダーとなり、自分の過去経験とのギャップに気づかずに
妙な言動――過去なら当たり前だった!--をして、反発を買う、
ということがあるように思う。
これに付随して、
あれこれありそうだが、
今回の体協騒動では、スポンサーがらみ(金、人材)が背景にありそうなのが気になる。
それにしても、スポーツ庁長官ーースポーツ界の権威の象徴だなーーーも
がんばってほしいところ。
心理学を学びたいと思わせるもの
まず第一に、青年期が、自分についての「心理学」を強烈に欲しがる時期であるということがある。自分のことを知りたい、自分の心をコントロールしたい、にもかかわらず思い通りにはいかない歯がゆさが、もしかして心理学を学べば解決できるのでは、という期待感を抱かせているようなところがあるように思える。
さらに、ひきこもり、不登校、家庭内暴力、果ては少年犯罪など、自分の身近に見られる心がかかわる特異な臨床事例が、「一体なぜこんなことが起こるの」という問題意識をもたらし、心理学へ向かわせるきっかけになっているようである。
それに対応すべく、各種、心理の資格が誕生している。
まず第一に、青年期が、自分についての「心理学」を強烈に欲しがる時期であるということがある。自分のことを知りたい、自分の心をコントロールしたい、にもかかわらず思い通りにはいかない歯がゆさが、もしかして心理学を学べば解決できるのでは、という期待感を抱かせているようなところがあるように思える。
さらに、ひきこもり、不登校、家庭内暴力、果ては少年犯罪など、自分の身近に見られる心がかかわる特異な臨床事例が、「一体なぜこんなことが起こるの」という問題意識をもたらし、心理学へ向かわせるきっかけになっているようである。
それに対応すべく、各種、心理の資格が誕生している。