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熱しやすく冷めやすい性格。仕事では支障になる事も多く・・・

2019-10-25 | 教育

相談者:事務/32歳/女性

熱しやすく冷めやすい性格。仕事では支障になる事も多く・・・

悩み:
現在会計事務所に勤務しています。 
仕事に限らず、すべてのことに対して、熱しやすく飽きやすい性格です。
仕事は専門性を高めなければいけないと分かってはいるのですが……。
どうしたらよいでしょうか?
また、そういう時に退職する会社に対する差し支えない理由が
ありましたら教えてください


答え:

お答えします。
●性格に仕事をマッチングさせたい?
 熱しやすく飽きやすい/冷めやすい性格とのこと。
 それが、仕事をする上で支障をきたすので困るというのが、相談の一つと解釈させていただいて、お答えします。
 性格のほうをただちに変えるのは無理ですので、仕事のほうを変えることになりますが、
あなたの考えでは、今の仕事の専門性――公認会計士になるとかーーを高める方向でやってみようとお考えになったようですね。
 これまでしてきたお仕事の経験の蓄積が活かせるのですから、ぜひ、がんばってみてください。別の職種への転職よりはるかにうまくいくと思います。

●適切な退職理由とは?
 もう一つの相談は、退職理由ですね。
「専門性を高めるためもっと勉強時間がほしいので」という理由ではだめなのでしょうか。
それよりも、そういう理由で自分は退職してよいのか、という相談のようにもみえますので、蛇足になりますが、お答えしておきます。
専門性を高めようという意欲は何も言うことがないほどすばらしいこと。でも、そのために退職という判断は、十分にあれこれ考えてからにしたらどうでしょうか、が定番の答えになります。
今の仕事をしながら専門性を高める勉強はできないかをまず点検することですね。
さらに、専門性を高めるというときに、とりあえずの到達目標があるのか つまり、資格試験のようなものがあるかどうか、そして、専門性を高めた結果、得られるリターン、つまり新たにステップアップした仕事がえられるかどうかです。あなたの場合のリターンは、それが性格とマッチするかどうかのようですので、もう一つ難しいところがありますが。

 相談内容がシャープでないため、これまでで一番、回答がしにくいものになりました。勝手な推測も交えたものになってしまいました。お許しください。


食は我がいのちno5 10月25日

2019-10-25 | 

パンさえあれば、たいていの悲しみは堪えられる。
セルバンテス 「ドン・キホーテ」


1)朝4時20分 起き抜けおやつ
ひさしぶりに自分でドリップ珈琲を入れ、
柿をむき、書斎入り前に台所で立ち食い。
同時に、朝食の用意も。

ところで、この連載をはじめてみて、
みずからの食にかんする語彙不足を実感。
食材の名称音痴
味覚表現の語彙が貧弱

言い訳になるが、これまであまり食に興味関心がなかったことが一因。
昔の貧乏のなかで、食は、まさに食べられれば文句なし、文句を言うな
で育ったのだ。

これほど豊かな食文化が作り上げられるとはねー

2)起き抜けの柿1個が胃に残り、朝、食欲なし

3)9時 朝食 
朝風呂に入り、ノンアルで食欲をあおり、食べた。
食べれば、おいしく完食



4)昼食 1時20分
やんごとなき外出で豪雨のなか帰宅。
それでも、しっかりとおでんを購入。
いつもながら、おいしい!




冷蔵庫が空っぽになる。いよいよ冷凍品の出番。



5)夕食 18時
昼が軽かったからか、少し空腹感を覚える。
コンビニのサバの味噌煮。おいしいねー
(映像がややぼやける。理由不明)






潜在学習(implicit learning>学生が解説すると

2019-10-25 | 心理学辞典
  


潜在学習(implicit learning>
 強化や報酬が与えられなくても生じる動物の学習を潜在学習といいます。また、同じ状況での人間の学習は偶発学習と呼ばれます。強化とは、ある行動の頻度が、刺激を与えることで、刺激がない時よりも高められることをいいます。例えば、パブロフの、犬を使った実験では、ベルが鳴ると餌が現れます。この場合、餌が反応を強化し、餌がなくてもベルが鳴るだけで犬はよだれを出します。また、ねずみがレバーを押すと餌が出てくる、もしくは電流が止まるという場合も、餌や電流の除去がレバーを押すという反応を強化します。こうした強化がなくても学習を行うことが潜在学習、または偶発学習といいます。例えば、流行の曲が頻繁にテレビやラジオで流れ、買い物先の店内でもその曲がかかっているとします。その曲が好きなわけでもなく、覚えたからといって特によいこともありませんが、聞いているうちに歌詞やメロディーを覚えてしまう。これも潜在学習の一種です。(HU)
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 次のような実験があります。ネズミを3つのグループに分けて20日間1日一回迷路をさせます。1つめのグループには迷路のゴールに毎回餌を置きます。2つめのグループには餌を置きません。3つめのグループは11日目、つまり後半から餌を置くようにします。餌が与えられるグループのネズミは間違える回数が徐々に減っていきます。餌が与えられないグループは間違える回数が多く、なかなか減りません。しかし,3つめのグループは餌が与えられた翌日から急激に間違える回数が減り,すぐに1つめのグループの成績に追いついてしまいます。これは餌が無い時期にもちゃんと迷路の学習ができていたのに成績として表れず,それが餌を与えることで目に見える形となって表れた、ということです。これは餌というご褒美がなくてもきちんと学習はできるということを示しています。成績として、つまり目に見える形で表れていない学習を潜在学習といいます。(NH)