心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

またまたやってしまった!!

2007-08-28 | ヒューマンエラー
鍵の入ったバッグをトランクへ。
ドアをあけようとして、気がついた。
JAFがすぐに着てくれたが、
最近は、ロックが厳しいらしく
手間取る。時間にして30分。
なんとか解除。

それにしても、おなじ鍵の閉じ込め2度目。
バッグに鍵を入れるのは、厳禁だなー。
かといって、かなり大きい鍵を持ち歩くのもねー。
皆さんどうされています??

福祉人材ピンチ

2007-08-28 | 教育
日本の福祉の人材養成は今、最大のピンチ
① 人が集まらない
  経済好調で人材をそちらに採られてしまう
  給料水準が低い
  3K(きつい、きたない、危険)
② 2大国家資格が生かされない
  社会福祉士、介護福祉士の資格をとっても、業務独占ではないので、
    十分な処遇をされない
  合格率が異常に低い

安全、安心の心理学 新曜社

2007-08-28 | 安全、安心、
 あたかも「ゼロリスク社会」をめざすかのような極端な「管理」施策も一部ではみられる。「角を矯めて牛を殺す」ことになってしまうのも、まずい。「リスクとの共存」ができる社会をいかに作り出すかに周知を集めるべきであろう。
本書は、序も含めて5つの部から構成されている。
 序では、安全・安心の心理学の周辺を探ることで、安全・安心の問題を多彩な視点から論じてみた。
1部では、危険予知の心理と題して、あらかじめ想定される危険を予知し、それに備えることで、安全・安心を確保することにかかわるキーワードを取り上げてみた。
2部では、安全保持の心理と題して、安全、安心できる状態をできるだけ長く保持するための心の課題にかかわるキーワードを取り上げてみた。
3部では、犯罪、災害、事故に直面したときの対処にかかわる心理学のキーワードを取り上げてみた。
4部では、後処理で発生する心の諸問題にかかわるキーワードを取り上げてみた。

 なお、本書は、前著(田辺と共著)「ワードマップ ヒューマンエラーーー誤りからみる人と社会の深層」(新曜社)の発展的な本としての位置づけになる。1996年発刊されて以来まだ版を重ねているので、合わせてお読みいただければ幸いである。

古い切手

2007-08-28 | 安全、安心、
切手格納ノート2冊に古切手やお年玉切手が
ごっそりある。切手買取屋にもっていけば、
億単位のお金になりそう。<<<大嘘>>>
誰かの収集物というほど大事にはされていなかった感じ。
整理されていない。
さて、これを普通に切手として使っても使い切れない。
やはり、古切手として、うるのかなー。
そもそも売れるのかなー。
慈善事業への寄付もありうるかも。


心理学用語 か

2007-08-28 | 心理学辞典


◆カウンセリング(counseling)〔1993年版 心理学〕

心の悩みを持つ人(クライアント client)とカウンセラーとが、もっぱらことばを介してやりとりすることによって、悩みの解消をはかること。悩みを受容する雰囲気のなかで、クライアントの自己洞察の深まりと鬱屈した感情の発散ができるように配慮される。

カウンセリング・ブームと呼ぶには、いささか不謹慎であるが、学校、企業、病院などでの相談の必要性の高まりから、臨床心理士の資格試験制度も発足し、今、カウンセリングへの関心が強くなっている。
● カウンセリング・マインド(couseling mind)
カウンセリングの場でカウンセラーが心がけていること。具体的には、相手を受容する、相手の言い分を積極的に聴く(傾聴)、言い分を確認する、安易な指示的言動をしないといったことである。
こうした心がけは、福祉ケアーの現場や教育現場などでの対人折衝や面談の際にも効果的であることから、この言葉が一般によく使われるようになった。
◆感性(kansei)〔心理学〕

人は、感覚器官を使って外界から絶え間なく情報を取り込んでいる。それらは、知の世界と情意の世界を形成する糧となっている。感性とは、知と情意とが混然一体となった、つまり「見たい、知りたい」と「好き、楽しい」とが融合した複雑かつ未分化な外界認識の世界である。この感性を製品開発のなかに組み込むことを求める動きが、ハードの時代からソフトの時代へとシフトしてくるにつれて強くなってきている。


◆感覚遮断(sensory deprivation)
24時間、情報が乱れ飛ぶ社会が現出し
つつある。休みなく情報が生産され、流通し、消
費される賑やかな社会となってきた。
人間は、絶え間なく情報にさらされ、
それに振り回される日常が続く。そ
こから逃れたいとの思いも強い。
感覚遮断実験とは、目隠し、耳栓、
手袋などによって可能な限り、感
覚器官に入る刺激(情報)を遮断
したときに何が起こるかを調べる
実験である。時間に応じて十分な
報酬を与えることを約束して、こ
の実験に協力してもらうのだが、
多くの被験者は、心のバランスを
崩して、2日間くらいで実験室から
の退出を求めてくる。
この実験の被験者の体験のなかで
興味深いのは、幻覚の報告である。
存在しない音が聞こえたり(幻聴)、
見えるはずのないものが見えたり
(幻視)が発生する。周囲からの
刺激の遮断を、自らの頭の中で刺
激を発生することによって補って
いるかのようである。

人間は、刺激の過多にも、刺激の過少にも、適応できない存在である。普通に心が働くのは、適度の刺激にさらされている状態のときである。


◆学習障害(learning disabilities)〔1991年版 心理学〕

知能指数の低い者(70〜75より下)でも、まれに、ある特殊な技能に優れた才能を発揮することがある(部分性発育制止症)。しかし、平均レベルの知能指数を示す者は、計算はできるが文章は読めない、あるいは運動がまったくだめといった、特定の知的機能に限定された異常は見られないのが普通である。ところが、学習障害児は、こうした知的機能のアンバランスな発達を見せる。
 原因が、学習環境の不備や意欲喪失にあるのは、学業不振児と呼ばれ、学習障害児とは区別される(実際の区別は簡単ではないが)。学習障害児は、中枢神経系の微細な器質的疾患にその原因があるとされるだけに、その治療にはむずかしいものがある。さらに、一般知能は普通レベルにあるので、普通学級での教育が望ましいことになり、ますます、診断、治療を困難なものにしている。


◆眼球運動(eye movement)〔1999年版 心理学〕

眼球は、動くことで外界から情報を拾っている。その動きには二種類ある。ひとつは、微小眼球運動である。一点を注視していても、無意識的に起こる振せんである。この動きに同期するコンタクトレンズを付けてこの振せんを相殺すると(静止網膜像)、像は見えなくなってしまう。

もうひとつは、マクロな眼球運動である。本を読む時などにみられる、ある程度意識的な、注視点から注視点までの飛び飛び運動(saccade)である。注視している間(およそ二五○ミリ秒)、その周辺からも、マクロな情報を拾って、次の注視点を決めている。この運動は、アイカメラを使うことでとらえることができる。


◆環境心理学(environmental psychology)〔1999年版 心理学〕

騒音、建築デザイン、過疎・過密などと人の心理との関係を研究する分野として古くから研究されてきたが、一九六○年代ごろから、生態学や比較行動学(ethology)の影響を受けて、新しい展開を遂げている。その背景には、環境概念の変化がある。その第一は、物理的環境だけでなく、社会的環境、さらには象徴的(記号的)環境をも問題とするようになってきたこと、第二は、環境を人に対立するものとしてとらえる考えから、人をその一部として組み込んだ環境という考えへの変化である。ニッチ(niche=生態的地位)の心理学ということばも使われる。

◆感情論理(affective logic)〔1991年版 心理学〕
 知性と感情は、注意系を介して密接に影響しあっている。R・デカルト以来の近代合理主義的な考えでは、知性が感情を支配する人間像が背景にあって、感情が知性(論理)を支配するというような考えは、望ましい人間像からははずれているとされていた。
 したがって、感情論理を展開するのは、子供か原始人や、知性を欠いた大人であるとされていた。たとえば、幼児の転導推理。早く寝ないと病気になると言われた子供が、いねむりをしている父親は病気になったと考える。あるいは、相貌的知覚。たとえば、割れたコップをみてかわいそうと言うなど。
 しかし、大人でも日常的にはむしろ感情論理のほうが適応的なことが多い。感情が導く論理こそ人間的であり、そこに新たな思考の世界を見つけようとする動きも見られる。


高速ドライブ

2007-08-27 | 心の体験的日記

あてもなく高速にのった。
圏央道に入ったらそのまま牛久大仏まで。
どんどん出来上がっている感じ。
それにしても、高速に限らず、道路がよくなりすぎ。
税金の使い道を変える時期にきている。

なお、道路が安全になれば交通事故死も減って当然。
ただ、リスクホメオスターシス理論によると、
安全道路ができると、かえって危ない運転をするので、
事故率が高まってしまうこともあるとのこと。

頭にくること

2007-08-27 | 心の体験的日記

●ぜんぜん勝てないマージャンゲーム
●相変わらずのお向かいの犬のほえ声
●野菜入れで腐ってしまった野菜
●いくら飲んでも癒せないのどの渇き
●内閣改造でまたまたあの古株がしゃしゃり出てくること
●貯金の利子がコンマ以下が続くこと

研究する

2007-08-27 | 教育
06/5.2海保「認知と学習の心理学」培風館
5章 研究する 10p
5.1 こんな研究をしてきた
●基礎研究からスタート
●基礎研究はなぜ大事なのか
●基礎研究から応用研究へ
●実践研究だけではだめ
5.2 知の生産をする力
○ 発想力
●企画力
●実行力
●解析力
●表現力
* ****
* ****
5章 研究する
5.1 こんな研究をしてきた
●基礎研究からスタート
今にして思うと、なんであんなつまらない、毒にも薬にもならない研究をしていたのだろうとちらっと思うことがある。こうした思いは、多かれ少なかれ多くの基礎研究者の述懐にはあるのではないかと思う。
筆者の場合の研究らしきもののスタートは、卒業論文である。カタカナ文字の見易さの順位づけをして、その順位を規定する形態的な要因を見つけだそうとした研究である。指導教官からの天下りテーマであった。「メッシュ化された片仮名文字の見易さの規定要因ーー重回帰分析による検討」として学会の機関誌に掲載された。
その後、文字認識をもっと幅広く、パターン認識の文脈で吟味してみたくなり、「形の知覚に関する多変量解析的アプローチの現況」さらに「無作為図形の分類作業における手がかり利用の方略」といった論文を書いてみたりした。 
そのうち、漢字という日本古来の素材が形音義という複合した情報を一つの文字に内蔵した興味深いパターンであることに気づき、漢字の形音義を日本人や外国人がどのように処理しているかに興味を持った。そして、「漢字情報処理機制をめぐって 」「教育漢字の概形特徴の心理的分析」「先天盲の漢字存在感覚と漢字検索過程 」「漢字の機能度指数開発の試み」「日本語の表記行動の認知心理学的分析」といった論文を書いてみた。
これ以外にも、学生と一緒にやった概念形成に関する研究もある。
ここまでが、筆者の基礎研究時代の研究内容である。研究生活に入っておよそ20年間がたっていた。


観客が多い

2007-08-27 | 心の体験的日記
野球にしてもサッカーにしても
TV画面でみる限りであるが、
実に観客が多い。
結構なことである。
それに比して、世界陸上は、観客席が
がらあきの感じがやや奇異に見える。

実は、自分は、スポーツ観戦の経験は、
たったの一度だけしかない。
横浜球場だったが、すばらしい雰囲気だった。
でも億劫で足を運べない。
一日がかりだしねー

物語化の効果

2007-08-27 | 教育

 一般に、物語作りには、次のような心理的な効果がある。
1)全体に一貫性を与える
 ・事の真実性を高める
 ・細部のおかしさを覆い隠す
2)よくわかる話しで、相手の知識を活用する
 ・巻き込み効果を狙える
 ・細部を相手(被害者)が勝手に補ってくれる
3)感情を揺さぶる
 ・感情を揺さぶって、冷静な判断をさせない
 ・感情移入をさせる
 ・納得させることができる

毎日更新

2007-08-27 | 心の体験的日記
このブログ、毎日5記事の掲載を目指している。
達成できそうもないときは、古い記事の再掲でしのぐ。
せっかくたのしみにあけてみたら昨日とおなじだった
では申し訳ない。
そういうブログが多い。

写真 なんの像だか不明
大学の教員懇談室に無造作におかれてあった

受信拒否

2007-08-26 | Weblog
多くのメルマガは、簡単に登録解除や
受信拒否ができる。
ところが、楽天だけは、どうやっても、新規登録の
ページにいってしまう
一度登録したら離さない
の気迫を感ずる
しかたがないので、メールそのものを見ないで削除している。
ちなみに、楽天メールの内容は、宣伝のみでまったく読むに値するものは、ない。

心理学用語 い

2007-08-26 | 心理学辞典



◆閾下(いきか)効果/サブリミナル効果(subliminal effect)

人や物の動きを1秒間に24コマの写真にとりそれを映写すると、自然な動きが見える。これが映画の原理である。ところで、24コマの中に1コマだけ、まったく無関係の写真を挿入して映写したらどうなるであろうか。意識的には、そのコマは見えない。しかし、あたかも、そのコマが見えたかのような効果をもたらすことがある。このような効果を閾下効果という。閾とは、刺激が見える限界点のことである。


◆意識/無意識(consciousness/unconsciousness)〔1991年版 心理学〕

意識/無意識には、知的なそれと情意的なそれとがある。知的な意識/無意識とは、大雑把にいうなら、メタ認知できる活動領域とできない活動領域である。思考、判断などの高次の情報処理系が関与する場合は、おおむね意識化が可能であるが、感覚・知覚などの過程はほとんど無意識的、かつ自動的に進行する。

情意的な意識/無意識は、S・フロイトによる概念化が最初である。無意識の世界を意識によって抑圧されたものとしてとらえ、その世界をモデル化する様々な概念装置を提案した。その後、C・ユングは、人類に広く共通する集合的無意識を、フロイトの個人的無意識から分離し、そこにある元型(アーキタイプ)を神話、伝説、昔話の中に求めた。トランスパーソナル心理学者のK・ウイルバーは、集合的無意識を、さらにユングの無意識に相当する前個的(過去の)無意識と、至高体験を生み出す越個的(未来の)無意識とに分離した。



◆意味記憶/エピソード記憶(semantic memory / episodic memory)

長期記憶に貯蔵されている知識とその運用は、実に種々雑多である。それを分類するひとつの視点に、意味記憶とエピソード記憶がある。意味記憶とは、言葉や世界についての一般的な知識の記憶、エピソード記憶とは、「いつどこで何をした」といった個人的な記憶である。一般には、エピソード情報のほうが早く忘れられやすい。しかし両者は完全に分離・独立しているわけではない。例えば、「あのとき勉強したあの本のあのあたりに書いてあったこと」といった思い出し方をすることがしばしばある。エピソード情報を手掛かりにして意味情報を検索しているのである


◆インターフェースの心理学(psychology of interface)〔1993年版 心理学〕

人間と機械のかかわり(インターフェース)が、コンピュータの出現によって大きく変わってきた。機械の前に座ってさて機械に何をさせようかというような機械は、かつては存在しなかった。コンピュータが、人間の頭脳のごとく、多彩な知的機能を遂行できるようになって初めて起こったことである。かくして、人間がこうした知的機械とどのようにかかわるのかを研究することが、極めて大事になってきた。

とりわけ、コンピュータを内蔵した多機能機械が爆発的に普及してきた昨今では、その重要性は焦眉の急である。ここ五年間、産官学の共同プロジェクトが組まれて、情報科学者、デザイナー、認知科学者による学際的な研究が活発に行われている。FRIEND21(通商産業省、パーソナル情報環境協会)というプロジェクトは、その代表的なものである。

人間工学(ergonomics)の主要な研究テーマであった、操作ミスや疲労にかかわる機械の使い勝手(usability)の問題に加えて、あたかも人と対話するかのごとくコンピュータとかかわれるようにするにはどうしたらよいか(user‐friendly)をも考えなければならない挑戦にさらされている。

類似用語として、ユーザー・インターフェース、認知的インターフェース、ヒューマン(マン)・コンピュータ・インターラクションなどがある。