心の風景 認知的体験

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認知的体験
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年金は時効5年、自己申告が原則

2012-09-22 | 心の体験的日記
今朝の新聞にも、企業年金の未請求が100億もあるとか
さもありなんである
国家公務員共済>私学共済と単純明快なキャリア
黙っていても年金はいただけるものと思っていた
とんでもない話
という話はすでにした

年金機構の相談窓口で、実に丁寧に教えていただき
手続きも、とても複雑だが、昨日、郵送できた
やまとさん、とても親切かつ有能な方にぶつかり
なんとか間に合った
これがあと1月遅れたら と思うとぞっとする

年金は自己申告
時効5年

きもに命じておく


困難「名言の心理学

2012-09-22 | 名言の心理学

困難を乗り越える力は「勇気」「希望」「仲間」
(タンタンさん)

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困難は、関所のごとく人生行路のいたるところで待ち構えている。
そのたびごとに、なんとか乗り越えなければならない。
勇気があれば、立ち向える。
希望があれば、未来が見える。
仲間がいれば、助けてくれる。
鬼に金棒。
しかし、いつも鬼に金棒というわけにはいかない。
気持ちがなえてしまうこともある。
先も見えないこともある。
誰一人助けてくれないこともある。
そんなときは、退却しかない。立ち止まるしかない。
人生、前進ばかりでは、終わりが早まるだけ。
時には、退却したり、立ち止まったりして、
ゆっくりすることもあってよい。
そのうち、困難のほうから消えていくこともある。
そのうち、勇気も希望も仲間も見つかることもある。

やってしまった!

2012-09-22 | 心の体験的日記
新車でほぼ2月弱
5千キロ
快調快適
慎重運転でここまで
しかし、今朝、ご丁寧に前後をこすってしまった
通勤途中の気になっていた神社におまいり
その境内
せまかった
何度かハンドルを切っているうちに
後でガードレールにぶつかり
さらに、これでよし、と車の向きを変えたら
またガードレールに

時間の問題
これでもっと気楽に運転ができる<<強がり 笑い

お仕事クリニック

2012-09-21 | 教育
仕事には厳しさがつきもの、あなたのつらさがその厳しさからくるものと考えてみたとき、そのつらさを克服するには、一般には、外的、内的にわけると次のようなものが必要だと思います。
「外的には」
・努力に見合う報酬がもらえること
・雇用保証と将来性(昇進可能性)がみえること
・世間的な評価があること
・つらさは限りなく続くわけではないことがわかっている(締め切りがある)
・チーム(会社)の一員という連帯意識があること
「内的には」、
・その仕事が社会のため、人のために役立っているという使命感があること
・自分作りの場になっている実感があること
 いかがでしょうか。
 あなたは、ご自分で、使命感(顧客満足)と自分作りの点で、不安と疑念を感じているようですね。それに気づかれたのは、あなたの心がまっとうに働いていることの証拠だと思います。それは救いです。

日本は平和!

2012-09-20 | 心の体験的日記
TVザッピング
AKB48<<これで正しい?
じゃんけん大会
えんえんと続く(ようだ)
それを応援する観客の熱狂

平和だねー
日本は
熱くならない国民
しかし
閾値を越えると、どかん なんてごめん

「正しく怒る」「冷静に怒る」のも大事



 ヒューマンエラー低減のための心理学からの提言

2012-09-20 | ヒューマンエラー

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   ヒューマンエラー低減のための心理学からの提言
     ---「目標の取り違えエラー」「思い込みエラー」
       「うっかりミス」「確認ミス」をめぐって---  

概要**************************************************
我々は、「---せよ」という使命(Mission)に基づいて計画(plan)を立て、それに従って実行し(do)、それが計画通りに行なわれているかをチェックする(see)一連の過程--M・PDS--を繰りながら一つ一つの仕事を行なっていきます。その4つの過程で起こりがちな、「目標の取り違えエラー」「思い込みエラー」「うっかりミス」「確認ミス」の心理的な発生のメカニズムや特性を探り、それにいかに対処すればよいかについて考えてみます。
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第1 目標の取り違えエラー---使命と計画(目標)の齟齬

●事例1「乗客サービスを優先してしまった」
「ブレーキの効きがいつもより良すぎたので点検していた。しかし、お客のイライラ、クレームに耐えきれず、点検を打ち切り発車したが、今度は効きが悪くなり、停止位置をオーバーしてしまった。」
●事例分析
 仕事をするとき「---すべし」という使命(Mission)に基づいて、自分なりの目標をたてます。そのとき、「安全に関する目標」と「運行に関する目標(「時間通りに」「乗客に気持ちよく」など)」とがあります。
 そして、通常は、安全の使命・目標の制約の中で、運行上の使命・目標を達成します。 
 しかし、現場で運転している人の頭の中ではいつもこうなっているとは限りません。時には、運行上の使命・目標が安全の使命・目標の制約をはみ出てしまうことがあります。この時起こるのが、目標の取り違えエラーです。
 目標間に葛藤が起こるような状況では、「人に親切にしたい」「乗客や患者を喜ばしたいという優しい気持ち」「自分の力を示したい(自己顕示欲)」「自分の力を確認したい(自己有能感)」「業績を挙げたい」「競争に勝ちたい」と言った気持ち出てしまい、こうした目標の取り違えエラーによる事故を引き起こします。

●目標の取り違えエラーへの対処
 そこで、目標の取り違えエラーをしないためには、ますは、こうした気持ちを押さえること、さらに、会社の使命に従うように、目標管理をきちんとすることです。ただし、会社の使命がきちんと明示されていての話ですが。具体的には、
○目標の階層を明確にして安全目標を運行目標の上におく
 例「手順通りの安全運転」が第一、「サービス」「時間通り」はその次
○具体的な目標を意識する
 例「安全第一」より「安全の法規、手順の遵守」
   
第2 思い込みエラー--誤った目標を忠実に実行してしまうエラー

●事例2「新システム切り替えで思い込み工事をしてしまった」
「信号機を新システムに切り替え工事をしたとき、進行信号以外にY灯を点灯するようにセットしてあることが、運転士の指摘で判明したトラブル。」
●事例分析
 工事監督者が旧システムの配線でよいとの思い込みで工事をしてしまったのが直接の原因だったようです。
 新旧システム交換時には、どうしても、外(信号機)も頭の中(知識)も「旧」が支配します。つい、「旧」であると思い込んでしまいます。模様替えした部屋に慣れまでのことを考えてみてください。
 思い込みエラーの困った点は、
○視野狭窄が起こる(そのとき目立つ手がかりへの固着が起こる)
○エラーであることに、なかなか自分では気がつかない
○おかしいことが起こってもそれは、例外、特別と考えてしまう

●思い込みへの対処
1)わけがわからない状況にしないことです
・仕事の目標や全体像をあらかじめ意識する
・仕事に関連する知識を豊富にしておく
2)自分の思いを人に話せるようにする/話すようにする
・コミュニケーション環境を良好にしておく
・人と情報を共有する
・思いを外に出すことで自分の思い違いに気がつくことがある
3)現場を一時的に離れてみたり、知識量や考え方の異質なメンバーを入れて、新鮮な目(fresh eye)によるチェック体制を作り込む




第3 うっかりミスと確認ミス---注意管理不全によるミス

●事例3「2人ともうっかり確認しなかったために起こったヒヤリハット」
「出発直前に車掌は乗客からの質問対応をした。出発信号の確認をしないままドアを閉めブザーで運転士に出発合図をした。運転士も出発信号の確認をしないまま発車操作をしたが、すぐに停止信号に気がつき急停止した。」
●事例分析 
 このヒヤリハット事例には、1つは、「注意の囚われによる手順の省略」といううっかりミス。もう一つは、「2人確認による油断、つまり、相手が確認しているから自分は確認しなくとも大丈夫(社会的手抜き)」という、これもまた典型的な確認ミス。
 
1)「注意の囚われによる手順の省略」ミスについて考えてみます。
 注意は、そのとき一番大事なこと、目立つことに精一杯に集中します。したがって、他のことへは注意が払われなくなります。この事例では、車掌は一時的に、乗客への対応にほとんどの注意を払っています。それが終って元の発車手順の続きに戻るのですが、その手順は習慣化しているため、注意がその手順の実行から一時的に乗客対応のほうに向けられた間も、「発車前の信号確認」という手順を実行したかのように思ってしまいます。それが、手順省略になってしまったわけです。
○これに対処するには、「ご破算で願いましては」です。手順の最初に戻るのです。途中での妨害があったら、「最初からやり直す」のです。

 この事例は、別の見方をするなら、「習慣化した手順ほど確認行為が難しい」ということでもあります。ベテランやベテランになる直前の人がおかしやすいエラーの一つです。初心者は、一連の手順が習慣化していませんので、一つやっては確認、また一つやっては確認---をきちんとやらざるをえませんので、こうしたエラーはあまりしません。
 これへの対処は、習慣化した手順の流れを大事なところでは断ち切って、強制的に確認動作を入れることです。
○最も大事な手順のところ、たとえば、発車信号を確認したら、確認ボタンを押す/信号確認の貼紙を裏がえすなどの、もう一つ面倒な「目に見える行為」をするようにすることが有効です。
○指差唱呼ももちろん非常に有効な手立てですが、これ自体が習慣化していますので、それをやろうとした瞬間に注意がよそに囚われてしまうと、やったように錯覚してしまうことがありますので、万能ではありません。


2)もう一つは、2人確認による油断、つまり、相手が確認しているから自分は確認しなくとも大丈夫」という、確認ミス事態で起こる社会的手抜きです。
 一人でやるより2人、3人でやれば、仕事の能率もあがり、質もよくなります。「3人よれば文殊の知恵です」。
 ところが、人間は横着です。ときおり、「相手/誰かがやってくれるから自分はしなくとも」という気持ちになることがあります。一方だけがそう思うなら他方がカバーしてくれますが、両方ともそう思ってしまうことがあるから困ります。そんなときに、事故が起こってしまいます。
 社会的手抜きが起こらないための、一般的な対策を4つ。
○大事な手順は、2人が独立してやらないと次に進めないようにする
○頻繁にコミュニケーションする/できるような環境を作る
 相手が目の前にいるときは、今自分が何を考えているか、自分のしている仕事、相手にしてほしい仕事などを遠慮なく口に出してみる。
○それぞれの仕事範囲を明確にしてさらに権限関係をはっきりさせておく
 自分の持ち分だけをするという縄張り意識が過度になると困りますが、縄張りをはっきりさせた上で、相手の縄張りにも関心を持つくらいが最適。
○チームのメンバーを異質にする
 年齢、性、習熟度などが同じメンバーでチームを組むと、同じようなことを考えてしまいます。  

最後に二言
●遅刻をどうする
 担当の方から「遅刻を減らすにはどうしたらよいか」という相談を受けました。そこで、遅刻常習者3タイプごとに一言。
○起床困難による遅刻常習者
 熟睡を保証する環境を作る。起床は周囲の助けを求める。自分が他の人の起床係りをする。
○時間にずぼらなための遅刻常習者
 仕事に関しては時間ずぼらは許されないことを認識するための、仕事にかかわる「時間意識」を高める。時間スケジュールを絶えず作成する。遅刻者チェック役をかってでる。
○うっかりミスによる遅刻常習者
 不規則勤務などで発生しがち。予定を人に話す。一緒に仕事をする人と前もって頻繁に打ち合わせする。

●「自分が----ならば、事故は起きない」(精神論)は危険
 人はエラーをしながら生きていかざるをえません。したがって、エラーが事故につながるところでは、「自分で----する」だけでは限界があります。自分のヒヤリハット体験を組織として共有し、安全工学的な技術と考え方を現場に作り込むことがエラーを事故につなげないための王道です。






















訪問者分析

2012-09-20 | Weblog
午前
時間 訪問者数
0 時 54 IP
1 時 16 IP
2 時 17 IP
3 時 9 IP
4 時 17 IP
5 時 11 IP
6 時 12 IP
7 時 7 IP
8 時 12 IP
9 時 34 IP
10 時 31 IP
11 時 28 IP
午後
時間 訪問者数
12 時 25 IP
13 時 30 IP
14 時 25 IP
15 時 32 IP
16 時 12 IP
17 時 23 IP
18 時 18 IP
19 時 21 IP
20 時 31 IP
21 時 25 IP
22 時 27 IP
23 時 17 IP

インターロックは逆インターロックにまで配慮する

2012-09-20 | わかりやすい表現
インターロックは逆インターロックにまで配慮する

【解説】
  一定の順序に従って、手順を踏まないと目的の仕事に到達できないようにすることをインターロック機構という。誤った順序での手順実行が、事故につながるところでは、必須の機構である。
 ところが、事例1のように、目的を達成し終わったあと、そのインターロックを元に戻しておかないと、次の使用時には、そのインターロックは無効となってしまうケースがある。目的を達成して終わったら、元に戻す手順もインターロック機構になっていなければならない。 
車の給油でも、給油するときは、外ドアを開け、ついで、給油口のバルブを開ける。ところが、終わって閉める手順は、インターロックになっていないので、給油口のバルブをどこかに置き忘れたり、閉め忘れたりということがある。
 
【背景】
  何かをするときに(目的志向のときに)起こると想定されるエラー、事故への配慮は、いろいろなされるが、その後始末のときに起こると想定されるエラー、事故への配慮は、意外になおざりにされがちである。
 保守点検時の工具の置き忘れ、手術後、体内への手術用具の置き忘れなどの事故がかなり多いのも、元に戻す手順への配慮不足にある。いわば、逆インターロック機構への配慮不足である。

【事例】
事例1は、インターロック機構を作り込んが噴射機構である。しかし、噴射が終了しても、元に戻すのを忘れてしまうと、次の使用時には、この機構は無効となってしまう。
 この場合の逆インターロック機構として考えられるのは、使うときにはバネをのばした状態で使い、手を離すと元に戻るような仕掛けであろう。

男のおしゃべりもまた楽しい

2012-09-19 | 心の体験的日記
会議終わった
帰り道が偶然、定年退職ぐみの年寄り4人
せっかくだから一杯とさそったら
これからいちむら先生、お仕事
でも1時間あるというので、
コーヒー店で談笑
まずは、「あの人どうしているで
ついで、「病気自慢 わらい
実に楽しかった
こんなおしゃべりしたことあまりなかった
またやりましょう
女性に負けずに


実証の高さ、強さ

2012-09-19 | 認知心理学

研究法と研究技法の独立が、なぜ「実証性の高さ、強さ」につながるのでしょうか。

新しい対象を研究しようとすると、その研究のロジックが必要となります。それが研究法です。そこから数々の研究技法が考案されます。これは、へたをすると、理論の正しを追認するだけの都合のよいデータだけを提供することになりがちです。
たとえば、知能とはこういうもの(理論)、だとするなら、構成概念的アプローチ(研究法)を使い、こういう問題を解かせる状況を作ればよい(研究技法)となりますが、これでは、弱い実証になってしまいます。ここで、温度計のように、理論から独立した具体的でかつ唯一の知能テストがあれば強い実証ができることになりますが、心理学の研究の多くでは、強い実証は、脳科学でも導入しないと無理かもしれません。

うちわもまたよし

2012-09-19 | 心の体験的日記
あまり暑いのでうちわを使ってみた
これがなかなかいい
顔をあおぐと、実にすずしい
ときおり、足もぱたぱたもよい
難点はすぐにつかれてしまうこと
だれかあおいでくれないかなー
昔の光景で
母親が昼ねしている子どもをうちわで扇いでいるのがあった
郷愁をさそう光景

「くたばれ、マニュアル!書き手の錯覚、読み手の癇癪」

2012-09-19 | Weblog

海保博之著「くたばれ、マニュアル!書き手の錯覚、読み手の癇癪」
心理学ワールド 2002年9月 新曜社

 自分の研究者人生を、基礎志向から応用志向へと劇的に変えてしまった本「ユーザ読み手の心をつかむマニュアルの書き方」(加藤隆・原田悦子・堀啓造と共著;共立出版)を出版したのが1987年。15年がたちました。その間、認知心理学をマニュアル設計に役立てるために孤軍奮闘してきました。
 その奮闘の中で考えてきたことを吐き出したいとの思いで書いたのが、この本です。
 注目してもらいたい、読んでもらいたいの一心で、やや刺激的なタイトルをつけてしまいましたが、内容はいたっておとなしく、まじめです。
 しかも、マニュアル以外の一般の文書作成をよりわかりやすいものにするための考えどころやノウハウもたくさん詰まっています。
 心理学界の文書作成リテラシー向上にも貢献するところ大の本です。
 

勉強になりました「今日の名言

2012-09-19 | 名言の心理学

教えてもらったら、「勉強になりました」のひと言を忘れない。

和田秀樹 人をほめると「いいことが起こる」より
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教える稼業に40年余り。
そういえば、このひと言をもらった記憶はない。
学生にしてみれば、教えるのが当然、との思いがある。
さらに、わかりやすく、おもしろく、ためになるような話をして当然、との思いもあろう。
しかし、目の前の講義はというと、その思いとはほど遠い。
感謝どころか不満たらたら。
これが日本の、いや、自分の大学の講義室での現実。
反省はしているが、もはや遅い。
でもひと言、愚痴になるが言いたい。
せめて、15回の授業の内1回くらいは、あるいは、90分の授業の中で10分くらいは、君たちを感心させて授業はしていたのではないか。そんなときには、せめて、目を輝かし、うなずき、さらに、終わったら、立ち上がって拍手<<ありえない!!
くらいのことをしてくれたら、もっともっとすばらしい講義にする意欲が湧いてきたはず。
教え教えられる関係は、複雑かつ微妙なものがあるが、大事なことは、ポジティブーポジティブ・スパイラル。
そして、終わったら、教えられる側からの感謝の表明は、教え冥利につきる。

やっぱりだめだった

2012-09-18 | Weblog
ネットへの接続不良
やはり素人の付け焼刃的対応ではだめ
jcomにきってもらった
おちこちやって30分で元にもどる

だんだん悪くなるような感じだったのですが
そんなことってあるんですか

あります
ブースターやモデルなどが劣化しますから

アナログ的なんだなー

無料でした
ありがとうございました

フォントも表示に対する感性に影響する

2012-09-18 | わかりやすい表現
審美性
     
フォントも表示に対する感性に影響する

「解説」
 表示の感性に影響するもう一つの要素は、文字形(フォント)である。
 文字にも色と同じで、情報の伝達機能と、感性機能とがある。
「読みやすい文字」は前者を、「柔らかい文字」「汚い文字」「嫌いな文字」は後者を示す表現である。
 言うまでもなく、読みやすくて、気持ちのよいフォントが最適である。開発されてきているたくさんの標準的なフォントは、この両方に配慮して考案されてきている。
 生活用品の表示にいずれのフォントを採用するのがよいかついて、決定的な指針はない。ただ、通常のドキュメントと異なり、一つの用品に、広告的表示、説明的表示、仕様的表示が混在しているので、それぞれにふさわしいフォントを選択しなければならない。
 たとえば、
 ・広告的表示には、飾り文字や創作フォントを
 ・説明的表示と仕様的表示には、標準的フォントを