2012年の北海道ツーリング。
最後の夜は札幌に宿をとって酒場を放浪することに。
まずいちばん行ってみたかった、ほっかいどう料理 まつ久ら にむかう。
場所は薄野のラーメン横丁のすぐ近く。
雑居ビルの2階だ。
5時すぎに店に入ると先客は年配の男女だけ。
夫婦ではないみたい。
場所柄同伴かな。
薄野の通りを見下ろせる窓際のテーブル席に腰をおちつけた。
まずサッポロ・クラシックの生600円をお願いする。
メニューを見ると様々な料理があって、なにをたのんだらよいのかわからない。
単品でいくと失敗することがあるし、別の店にも行きたいから、いちばん安いコース料理3500円をお願いした。
因みにコース料理は5000円、6000円、10000円のものもあった。
ビールを飲んでいると突き出しがやってきた。
バナナ・ピーマンの焼き物、大根でカラスミをはさんだもの、黒豆。
バナナ・ピーマンははじめて。
ロシアの野菜だったろうか。
大根とカラスミは淡白な中に、じわりとカラスミの香りと塩気があって日本酒がほしくなる味。
黒豆も上質。
お造りはヒラメとホタテ。
刺身には大根のちょうちょがのっている。
そしてヒラメの下には葉わさびが敷いてあり、これがアクセントとなって新鮮な味覚。
山形県の超辛口、ばくれんの吟醸酒700円に切り替える。
しかしこのお店、料理の器がきれいだ。
とっくり蒸し。
とっくり型の器で蒸した、水炊きのような料理。
豆腐や鮭、舞茸などが入っていて、ポン酢、もみじおろし、わけぎをかけていただく。
あっさりしているが滋味ゆたか。
旬のてんぷら。
ホタテ、舞茸、ユリ根、ヤングコーン。
接客の女性ーー女将さんかもーーが丁寧に料理をおしえてくれる。
対応も完璧。
とても気持ちよくすごせた。
トマトの冷製。
皮をむいた冷やしトマトにオリーブオイルなどで味付け。
牛タンと舞茸、アスパラの炒め物。
塩味でシンプルな料理だが、これは美味しかった。
真似してみようと思うが、たぶんこの味はでないと思われる。
窓の下を薄野の住人達がとおる。
それを見ているのが楽しい。
黒のスーツに白いワイシャツでノータイ、スリムな男たち。
ドレスや和服の女性。
そろそろコースは終わりなので酒の追加はたのまなかった。
すると女性が気をきかせて冷たい水をもってきてくれる。
ご飯は卵とじの雑炊。
小さなひとり用の土鍋が洒落ている。
そしてこれは、うんまい。
日本人の感性に訴える一品。
熱いのに一気にたべてしまった。
デザートはご主人が持ってきてくれた。
これには驚いたが、とても美味しいと言うと、よかった、ゆっくりしていってください、とのこと。
札幌に来たらまた是非利用したい店だ。
最後の夜は札幌に宿をとって酒場を放浪することに。
まずいちばん行ってみたかった、ほっかいどう料理 まつ久ら にむかう。
場所は薄野のラーメン横丁のすぐ近く。
雑居ビルの2階だ。
5時すぎに店に入ると先客は年配の男女だけ。
夫婦ではないみたい。
場所柄同伴かな。
薄野の通りを見下ろせる窓際のテーブル席に腰をおちつけた。
まずサッポロ・クラシックの生600円をお願いする。
メニューを見ると様々な料理があって、なにをたのんだらよいのかわからない。
単品でいくと失敗することがあるし、別の店にも行きたいから、いちばん安いコース料理3500円をお願いした。
因みにコース料理は5000円、6000円、10000円のものもあった。
ビールを飲んでいると突き出しがやってきた。
バナナ・ピーマンの焼き物、大根でカラスミをはさんだもの、黒豆。
バナナ・ピーマンははじめて。
ロシアの野菜だったろうか。
大根とカラスミは淡白な中に、じわりとカラスミの香りと塩気があって日本酒がほしくなる味。
黒豆も上質。
お造りはヒラメとホタテ。
刺身には大根のちょうちょがのっている。
そしてヒラメの下には葉わさびが敷いてあり、これがアクセントとなって新鮮な味覚。
山形県の超辛口、ばくれんの吟醸酒700円に切り替える。
しかしこのお店、料理の器がきれいだ。
とっくり蒸し。
とっくり型の器で蒸した、水炊きのような料理。
豆腐や鮭、舞茸などが入っていて、ポン酢、もみじおろし、わけぎをかけていただく。
あっさりしているが滋味ゆたか。
旬のてんぷら。
ホタテ、舞茸、ユリ根、ヤングコーン。
接客の女性ーー女将さんかもーーが丁寧に料理をおしえてくれる。
対応も完璧。
とても気持ちよくすごせた。
トマトの冷製。
皮をむいた冷やしトマトにオリーブオイルなどで味付け。
牛タンと舞茸、アスパラの炒め物。
塩味でシンプルな料理だが、これは美味しかった。
真似してみようと思うが、たぶんこの味はでないと思われる。
窓の下を薄野の住人達がとおる。
それを見ているのが楽しい。
黒のスーツに白いワイシャツでノータイ、スリムな男たち。
ドレスや和服の女性。
そろそろコースは終わりなので酒の追加はたのまなかった。
すると女性が気をきかせて冷たい水をもってきてくれる。
ご飯は卵とじの雑炊。
小さなひとり用の土鍋が洒落ている。
そしてこれは、うんまい。
日本人の感性に訴える一品。
熱いのに一気にたべてしまった。
デザートはご主人が持ってきてくれた。
これには驚いたが、とても美味しいと言うと、よかった、ゆっくりしていってください、とのこと。
札幌に来たらまた是非利用したい店だ。
ほっかいどう料理 まつ久ら (郷土料理 / すすきの駅(市営)、すすきの駅(市電)、豊水すすきの駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5