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2012 北海道ツーリング 3日目

2012年09月22日 11時47分57秒 | 2012北海道ツーリング
夜半に風のうなる音で眼が覚めた。



強風が山の下から吹き上げてくる。
ヌプカは風の強いところだが、昨晩はおだやかな天候だったので、テントのペグは打たなかった。

テント内の谷側に荷物をおき、山側に寝ていたが、風がきた、と思ったらテントがひっくり返っていた。
荷物が体の上に降ってくる。

やられた。
テントを立てなおして、真っ暗な中でランプを手探りでさがし、テントの外に出てペグを打つ。
雨もふっている。
油断大敵、エライ眼にあったぜ。

翌朝は晴れ上がり、強風の痕跡もない。
テントを残して林道に行くつもりだったが、また烈風がくるとまずいから、撤収していくことにした。



向かったのは音更川本流林道の先にある、沢にわく露天風呂の岩間温泉。
その手前の糠平湖にはタウシュベツ橋の展望所ができていた。



音更川本流林道はおだやかな林道だ。
しかし荷物を積んでいると、バイクの運動性能がガタ落ちなので、ゆっくりとすすんでいった。

と、突然ダートがとんでもないことに。
カーブをぬけると砂利の山と溝、広場がある。
どこが道なのかわからず、広場にバイクを止めた。

写真ではそうは見えないが、現場ではそう見えたのだ。
ここは崩壊した道路を急拵えで復旧した場所。
砂利道は急坂で深ジャリ。
左は溝で右は崖。
わだちから外れたらどちらかに落ちるし、急坂の下りでこけたら、バイクの引き起こしも大変だ。

ここで考え、進むのはやめた。
空荷なら行った。
荷物を積んでいても行けたと思う。
でも、失敗したときのことを考えて断念した。

楽しみにきているので、気の進まないことはしないつもりなのだ。



然別湖方向にすすみ、山田温泉から分岐する然別峡峰越林道をはしりにいく。
しかしゲートが閉じられている。
ここは昨日いった鹿の湯に続く道で、何年も通行止めだが、もう復旧を諦めたのだろうか。



帯広の平和園で昼食。
ジンギスカン定食が520円と激安。
それだけだと足りないから豚ホルモン380円を追加。



北海道立帯広近代美術館にいく。
棟方志功展を見にきたのだが、月曜は休館。
残念。

別海のふれあいキャンプ場にむかうことにする。
道東道で足寄まで行き阿寒湖にすすむ。

足寄峠付近には林道がカネラン峠方向に何本も走っているから、後日走りにこようと思う。



別海ふれあいキャンプ場は時間切れで断念。
いつも利用している屈斜路湖の和琴半島湖畔キャンプ場にはいる。
9月はガラガラだが、8月中は混んでいる。
こんなに混雑している和琴ははじめてだ。
濃そうな人があつまっている、バイク・自転車サイトは避けて幕営。



夕食は北海しまえびと鯨の刺身。
和琴はやっぱりいいところだ。




                                        383.9キロ






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