5日目の午後。大江教会の下にある天草ロザリオ館に立ち寄った。メーンの盛のむかいで、ひとり300円。
ロザリオの販売所かと思ったら、隠れキリシタンの歴史をつたえる、真摯な公共施設だった。300年続いた禁教の時代をのりこえた、この地域の人々の信仰と暮らしは、知れば知るほど無口になってしまう過酷なものだ。天草島原の乱で全滅したと思われていたキリシタンが、160年後の明治時代になって多数存在しており、やっと信教の自由を獲得できたのである。為政者側もあまりの数の多さに黙認していた歴史があったようだ。
黙りこくってロザリオ館をでるとホンダのKシリーズのナナハンがとまっていた。ピカピカだ。
つづいて崎津教会にゆく。ここは漁港にたつ教会だ。
駐車場に車をとめてあるいてゆく。この教会もとても荘厳だが、中に入ると畳が敷いてある。庶民的な印象だった。
天草の南端、牛窓にむかう。途中のエブリワンで家内のアイスクリームを買おうとすると、熊本県民のオカズだという、ちくわサラダがあったので手に入れてみた。ちくわの中にポテサラが入っているものだ。悪くないけど別々にたべてもよいような。140円。
こちらはフワフワのカキ氷が袋に入っている珍しいアイス。64円。
牛窓の町の先、半島の南端にむかう。道路標識がないので道をたずねながら、迷いつつすすむ。
狭いクネクネの山道をすすむと綺麗な海水浴場にでた。その先にゆくと道は車1台分の海際の道路となった。
最終的に進入禁止の遊歩道になってしまった。引き返すほかない。
ナビではこの位置。しかし車1台分の狭い海沿いの道をバックするのは厳しかった。慎重にバックでもどると、Uターン路があって助かった。
海水浴場までもどってきた。行き止まりだったのは画像の右上の海岸沿いである。
下島と上島の間にある本渡までもどると本渡温泉があった。
温泉の横はうつくしい海岸だ。時刻は17時。
ここで温泉につかってゆくことにする。組合員ではないのでひとり550円。2時間ほどのんびりとすごす。
朝に立ち寄った道の駅しらぬいでPキャンすることにする。食堂をさがしながら走るもない。そこでやはり午前中に見ていた弁当のヒライでいろいろと買った。
おつまみチキンの3点盛259円、のり弁361円、ジャンボオムレツ152円、うま辛きゅうりサラダ183円に飲み物。ケチャップは20円。
おべんとうのヒライから道の駅しらぬいまで距離があった。到着したのは22時をすぎていた。