
13時をすぎた。食事をとりたいが、候補は温泉宿泊施設の白樺荘か、井川湖畔にある立ち蕎麦店のような食堂しかない。二者択一なので、手前にある白樺荘をえらんだ。

白樺荘の食堂、らいちょうに入り、メニューを見てそば定食の1030円をたのむ。

お腹が減っていたので、そばだけでは足りないと思ったのだが、ただの白飯がでてくるとは思わなかった。料理はしょぼいがお腹はいっぱいになった。
井川湖にもどり車のすれちがいが困難な、狭くて険しい舗装林道で接阻峡温泉にぬける。この道は大型車の通行は不可である。崖下に大井川鉄道がはしっていると案内があるが、ルートがきびしくて見ることはできない。停車する気にもなれなくて、写真もとらなかった。

山をくだってゆくと線路と平行して走るようになり、SLはいないのかと思っていると、小さなディーゼル機関車がいた。更にすすむとSLが発車するところにでた。

思わずバイクをとめて写真をとった。
ここまでの間に寸又峡にゆくのは断念した。時間がおそくなったためで、このままキャンプ場にむかうことにした。
国道362号線で静岡方向にゆくつもりだったが、まちがえて島田方向に南下してしまう。そのおかけでSLと平行して走ったりした。SLはおそいので、途中で地図を見ても追いつくのである。

島田金谷ICの手前でガスをいれて新東名にはいる。途中の温泉に入ろうかとも考えたが、16時となり、時間がおしてきているので断念した。今日は風呂なしだ。

清水JCTで東名にむかい、富士川SAのETCゲートをでた。セブンイレブンで買い物をして、本日のキャンプ地である野田山公園にむかう。ここは昨年も泊まろうとしたが雨で中止したことがあり、その後ツーリングをかねて下見にきたことのある野営場だ。その時は空いていたのだが、駐車場につくとたくさんの車がとまっていて、おどろいた。富士川SAから狭い舗装林道で5キロほどである。途中に車はすれ違いできないところもあるが、バイクなら問題のないルートである。

すでにたくさんのテントがたち、グループ・キャンパーの宴会もはじまっている。時刻は17時半だった。

奥の建物は炊事場。