3月。中央高速を走っているとバッテリーがあがり、ETCが壊れてしまうトラブルがおきた。点検するとバッテリー液がなくなっており、そのせいで異常電流がながれてETCがショートしてしまったようだ。
このときは古いバッテリーのせいだろうと考えて、その交換だけをしたのである。なにしろ6年もたっているバッテリーだったので。ただそのときに、DR650クラブのかつぼんさんに、念のためレギュレーターの点検をしたほうがよいと、指摘はされていた。
ETCの交換には4万円もの費用がかかり、痛い思いをした。
ETCとバッテリーの交換はおわったが、バッテリー液の減りがやけに早いなとは感じていた。しかし問題なく走るのでそのままにしてしまった。
この状態で千葉にキャンプ・ツーリングにでかけ、
静岡にもキャンプ・ツーリングにいった。その2日目の朝。いつもと変わりなく始動したバイクではしりだすと、5キロほどでエンジンが止まってしまった。どうしたのかとメーターを見ると、ニュートラルランプが点灯しない。ウインカーもつかない。これはバッテリー液かと思って点検すると、果たして、またもカラカラになくなってしまっていた。これはレギュレーターの故障だろうと、今更確信したしだいだ。
このときは騙しだまし走って帰ってきたのだが、バイク屋に点検に出すと、やはりレギュレーターの異常とのこと。交換が必要とのことで、その作業を依頼した。
土曜日に発注すると、レギュレーターは翌日の日曜日に入荷した。1990年型の逆輸入車の部品がすぐに来るというのはすごいことだと思う(他に同じ部品を共用しているモデルもあるみたいだが)。スズキの部品供給のよさに感心してしまった。
レギュレーターは20000円。交換工賃が2800円で費用は22800円だった。正常な電圧は15ボルトのところ、17ボルトあり、過充電だったとのこと。レギュレーターは26年も頑張ってくれたので、新しい部品も高品質を見せてくれることだろう。
点検整備記録では、レクチファイヤ・アッセンブル交換20800円。その他バッテリー液点検、各電圧測定、前後タイヤ高気圧点検で2000円となっている。
これで修理はおわったが、他の部品も26年たっているので、壊れないことを祈るだけだ。