
8日目。大分県竹田市、水の駅おずるの朝。6時に起床した。体調はよくなっている。温泉であたたまったから、風邪をひく手前でふみとどまったようだ。水の駅にはバス・ボートがたくさん来ている。彼らの車の音や話し声でおこされたのだ。水の駅から下ったところにダム湖があり、バス・ボートがたくさんいたから、ここが集合場所になっているのだろうかと思う。

豆腐屋の湧水茶屋は6時から営業している。それを知っていて、ここで朝食をとりたくて水の駅に泊まったのだ。

おぼろ豆腐と厚揚げと揚げだしを注文すると、厚揚げは7時からで揚げだしは9時からとのこと。そこでおぼろをふたつと、もうすぐ7時なので厚揚げをたのんだ。

揚げたての厚揚げ。湧水茶屋では舟の利用券もあつかっていた。それでボートの人たちがあつまっていたのだ。

豆腐のメニュー。

おからはサービスでひとり一袋持っていゆける。

昨日水を汲んだのだが、旅はまだつづくから、あたらしい水をペットボトルに詰めなおしておいた。冷えていて気温は13℃だった。

体調はよくなったが万全ではないので温泉に行くことにした。えらんだのは車中泊のブログでコスパがよいと絶賛されている、大分市内にある三川の湯である。

当日は10時から開店だった。早くついたので駐車場で車内のそうじと整理をして時間をやりすごす。晴れて暑くなってきた。三川の湯の料金はひとり380円と格安である。ここはビジネス・ホテルも併設していた。

設備は古いが、源泉掛け流しでいろいろな種類の湯やサウナがある。それらをグルグルとめぐってすごした。

三川の湯は野菜なども格安で販売している。550円のカット・スイカがあったので買った。

スイカはみずみずしくてあまかった。

大分名物はだご汁や鶏天だ。それらがたべたくて店を検索すると、いってみたいと思っていた、こつこつ庵が昼営業をしているのを発見した。ここは大分でいちばんの居酒屋なのだ。さっそくむかうことにした。

前からここに来たかったのだ。

店に入るとタイミングがよく席があいていた。座敷の壁には一升瓶がならんでいる。

よい雰囲気だ。できれば夜に飲みにきたかった。

メニューにはご主人の似顔絵がある。

鶏天の単品をたのむ。648円。熱々の鶏天にポン酢をかけてたべるとうんまい。家内とうなずきあいながら鶏天を口にはこぶ。

私はだご汁定食。864円。だご汁はうどんのようなだんごが入っている野菜たっぷりの汁だ。

家内はだご汁の単品。648円。だご汁は野菜の出汁がでていて身体にしみる味だ。途中からカボス?を入れて味変するのがおすすめだそうだが、柑橘類の味をくわえるのは好きではないのでそうしなかった。

ナプキンにもご主人のイラストがある。支払いは端数切り捨てで2160円也。☆5点満点平均3点で4点。