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2017年の7月。埼玉県秩父にツーリングにでかけた。上の画像は西武秩父駅で、お洒落なみやげ物店と立ち寄り湯ができていて、ずいぶんときれいになっていた。当日の天気予報は東京・神奈川・埼玉・千葉はくもり。群馬・栃木・茨城は午後から雷雨とのこと。そこで埼玉の山間部の秩父に出かけたのだが、空は不穏な色をしていて、嫌な感じがしていた。
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予感はあたり、秩父で雨が降りだしてしまったので、山をくだって長瀞に逃げることにする。幸い雨降りはやんだので、近くの皆野町にあるうどん店にいってみることにした。高齢の方が手打ちで作っている古い店舗とのことだが、手打ちうどん 勝負澤、は都合により7月・8月は休業となっていた。残念。しかしこの店構えはすごいよね。
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頭の中は手打ちうどんでいっぱいになっていたので、近くにあったこちらの店に入ることにした。すぐ近くで、長くやっていそうなうどん店なら、ほとんど味も変わらないだろうと考えたのだ。大黒、というお店である。
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ただ客はひとりもいないようだ。店の中も見えない。入りづらいが、看板にある田舎手打ちうどんがたべたかったし、ゆでめんも売っているので、腕はよいのだろうと判断して中に入った。
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店内には小上りにテーブルがふたつ。奥にも座敷があり、カウンター席もある。小上りにすわって壁に貼ってあるメニューを見ながらおすすめを聞くと、天ぷらうどんとざるうどん、とのことなので天ぷらうどんの大盛りを注文した。
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店は年配のご夫婦でやっていて、おふたりのフットワークはよい。気もつかってくれた。
天ぷらうどんは10分とかからずにやってきた。第一印象はよろしくない。美味しそうに見えないよね。
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天ぷらはナスとなにか。それらきんぴらがついている。店の選択を誤ったかなと考えながらうどんを食べてみると、いける。姿はよくないが、出汁は薄口で滋味のあるもの。うどんは手打ちなので歯ごたえがあり、太さと長さはばらばらだ。短めのうどんがよい味をだしている。うどんは茹でおきしているのだと思うがーーちがっていたら失礼ーー手打ちのコシがでていた。
天ぷらは揚げおきなので冷たいが、それも田舎うどんらしくてよい。きんぴらがついているのがうれしいな。きゅうりの漬物も素朴でよい感じだ。家庭的な田舎うどんがたべたかったから、ぴったりだった。正に看板のとおりの田舎手打ちうどん。
天ぷらうどんは500円。大盛りは600円だ。
☆5点満点平均3点で3,2点。
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