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ハイエースを買ったのはバイクを載せるためだった。ラダーレールなどの道具をそろえて積載できるようにしようと思っていたのだが、ようやくその準備がととのった。
最初はラダーを1本買おうと思っていた。昔、二十歳くらいの頃、レースをやっている友人につきあってサーキットにいったことがある。その時まわりでは、ラダー1本でバイクを車にのせたり下ろしたりしていた。車にいれるときにはエンジンをかけ、ギヤをローに入れて走らせ、ラダーにのりあげて、ライダーは最後に荷室に飛びのったのである。フロントタイヤが荷室に入ったころに地面をけって、車内にジャンプしたのだ。私もそのようにすればよいと思っていた。
しかし、あれは若かったからできたこと。それにバイクがレーサーで軽かったから可能だったのだ。今あれをやれといわれても、年をとった私にはできっこない。バイクを押しながら車に飛び乗るなんて無理だ。ジャンプをする自信もないし、それこそアキレス腱を断裂してしまうことだろう。
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出典不明
そこでいろいろと考えてみたのだが、バイク屋はラダーを2本かけて、バイクを押し上げながら自分も同じ高さを歩けるようにしている。車に飛び乗らなくてもよいのだ。これなら私も無理なくバイクを車にのせられると考えて、そのようなラダーをさがすことにした。
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キジマのHPより
みつけたのがキジマ製のラダーである。製品名 メタルフィールド ラダーレール ワイド 折り畳み式 210ミリ 定価42500円。このラダーは折り畳み式になっていて、広げるとラダー2枚分の幅になるのだ。これならバイクを押しながら自分があるくスペースがあり、安全に車にのせられそうだから、これに決めた。値段は取扱店によってまちまちである。最安はウェビックの38679円で、ここに注文した。
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バイクを載せるにはバックミラーとスクリーンの取り外しが必要だった。そしてじっさいにバイクをのせたり、下ろしたりしてみると、予想では載せるほうが難しいと思っていたのだが、下ろすほうがたいへんなことがわかった。バイクを下ろすのは、後ろ歩きだから、こちらのほうがはるかにやり辛いのだ。
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バイクを車内で固定するにはタイダウン・ベルトが必要だ。最初はラチョット機能のついたものにしようかと思ったのだが、バイク用品店で相談すると、はじめてならシンプルなもののほうがよいとのことで、おすすめの品をえらんだ。これはラチェットではなく、コードを引けば締まる機能がついている、わかりやすいものだ。価格は3000円で、2本セットのものをふたつ購入した。デイトナ製。タイダウンはバイクの前に2本、後ろに2本つかうので、合計4本いるのである。
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ハイエースには荷室の四隅にフックがついている。ここにタイダウンをかけてバイクを固定した。
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フロントはフロント・フォークとハンドルに固定。リヤ側はキャリアにタイダウンをかけることにした。
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バイクは場所をとる。車内にはもっと余裕があるのかと思っていたので予想外だった。
このスタイルで今年は北海道にゆくつもりだ。
追記。
摩擦式のタイダウンベルトは緩んでしまうことがわかり、ラチェット式のものを2本買い足した。それをフロント側に2本使用することにした。
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導入したのはプロツールスのスーパータイダウンベルトという製品で1842円だった。バイクはフロント・フォークを縮めた状態で固定しないと安定しない。そこでフロント・フォークの三又にベルトをかけることにした。右は車内の床のフックにつなげることができたが、左はカウルに干渉してしまう。そこでセカンドシートの金具につないだ。
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この状態で走行するとフロント・タイヤがズレてしまう症状がでた。タイヤはセカンド・シートに直角に押し付けられた状態を保ちたい。それができないのだ。
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そこでホイールをタイダウンベルトで固定することにした。
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ホイールが外をむかないようにベルトでつかみ、固定した。基点はここもセカンド・シートの金具とした。強度は問題ないようだ。
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これでがっちりと固定された。
これでは、走行時にバイクが暴れますよ。
まず、厚板に車輪止めを打ち付けて前輪止めとし(車体への圧力分散と固定のため)、前方のタイダウンベルトをラチェット式にしてフォークが少し沈むように絞めないと、そのうちベルトが緩んでバイクが暴れます。
写真をアップできれば、小生の手持ちの機材をアップできるのですが・・・