天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

YUMI MATSUTOYA/THE LAST WEDNESDAY TOUR

2006年05月06日 | ライブ・イベント・映画
昔から私の日記(ヤプログの頃からね)を読んでる人ならご存知でしょうが、
私は大のユーミンファン。
毎年彼女のツアーは必ず行く。勿論万博ファイナルコンサートも行った。
・・・抽選に当たらなかったので、地球広場の巨大ディスプレイで見た(苦笑)

で、今月24日に発売のアルバム「A GiRL in SUMMER」に先駆けて始まったツアー。
当然だけど見に行かない訳がない!
ってな訳で、本日名古屋会場千秋楽に行って来ました。


ココ最近の私は、大抵ツアー初日(名古屋でのね)に行く。
何故なら、過去名古屋ツアー日程全日通った事が何度かあったが、
MCは日々少しずつバリエーションを変えていて楽しめるものの
歌唱力は明らかに初日→千秋楽と下降する傾向があるからだ。
もっとも、時によって初日は調子っ外れなのに2日目の方がノリノリ♪という
事もあったので、一概には言えない。
でも少なくとも千秋楽は、ノリは良くても喉が枯れている確立が高い(苦笑)

では何故「喉が枯れている確立が高い」千秋楽に今回行ったのか?
・・・それは一緒に行った友達の都合です。えぇ。ただそれだけ。(^-^;


今回のツアー、NEWアルバムの発売を受けてのツアーにしては
公演地域も回数も例年に比べて極端に少ない。
だからなのか?あの金の掛かった「円形ステージ」じゃなくて、昨年ツアー同様
平ステージ(フツーのコンサート形式)だった。

そして、さすが千秋楽だけあって1曲目から既に喉がヤバい感じ(苦笑)
それは曲を重ねる内に多少喉が温まって少し持ち直すものの、そんなのは
「蛍光灯の最期の煌き」のようなモノで、酷使した喉は遂に終焉期を迎え、
クライマックス→アンコールに到り、遂にサビの高音は観客の涙とねぎらいの拍手と
共に掻き消えて行ったのであった。嗚呼。


と、随分な書き方ですが。
私個人的には大満足でしたよ。マイナーな曲も結構歌ってくれたし
毎回恒例の「アンプラグド・コーナー」とクライマックスの一部は
舞台から降りて、アリーナ後方のメカニックブース前に作られた「特設ミニ舞台」
に来て歌ってくれた♪
・・・私のいた席が特設ミニ舞台から割りと近かったのでラッキーだった♪

ちょっと残念だったのは
「どーせならアルバム発売後に名古屋に来て欲しかった」事くらいかな。
ほとんどが企業CMや番組タイアップ曲を歌ってくれたので問題はなかったが、
出来ればアルバムをみっちり聞いて予習してから見たかった。

そうそう・・・
某車メーカーのCMタイアップ曲、アレは正直言って「口パク」じゃないですか?
歌ったのはクライマックスに入る辺り、かなり喉がヤバヤバ状態だったんですが
(その前までの曲を歌ってる時の高音の不安定な事と言ったら・・・涙)
この曲だけはサビの高音が妙に安定&伸びていて、逆に超不自然だったよ。
他の楽曲は生歌かな?と思ったけど、この曲だけは違和感があった。

今日コンサート見に行った方の意見が聞きたい(ぼそ)


後ね、これは一緒に見に行った友達とも話してたんだけど
ここ数年、彼女のコンサートは「アルバム挿入曲@地味で通好み」な選曲が多い。
昔からのユーミンファンである私なんかは大喜びなんだけど、
「ちょっとユーミンのヒットソングを知ってる」程度の人にはさっぱり
何を歌ってるのか判らないだろう・・・と。

コンサート全体の曲構成が、明らかに昔より地味なんですよね。
簡単に言うと、昔に比べて明らかに「ノリノリでダンサブルな曲が少ない」

ユーミンも相当な年齢ですからね、仕方ないのかもしれません。
昔みたいに立て続けにアップテンポな曲を畳み掛ける体力はないんでしょう。
ちょっぴり寂しい気持ちもあります・・・が、

私はそれでも大満足ですよ。
ユーミンも歳を取ったけど私も歳を取った。
延々立ちっ放しで踊りながら手拍子するのは正直言って辛い(苦笑)
だからむしろ、昔はなかなか歌ってもらえなかったようなマイナーで地味な曲を
静かに歌ってくれるのは、少々歳を取り過ぎた私には丁度いいんです。

てな訳で、今後もユーミンのコンサートには通い続けますヨ!!

コメント
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