天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「トロン:レガシー(TRON:LEGACY)」@IMAX

2010年12月22日 | 映画感想
「トロン:レガシー(TRON:LEGACY)」

かーなーりー前から(今年の春頃から?)予告編流れてましたよね。IMAXシアターで鑑賞して来ました☆

本作、全然知らなかったんだけど1982年に米・台湾合作で制作された「トロン」の続編なんだそうだ。
元ネタの作品を見ていないからさっぱり判らないが、「トロン」という響きは聞き覚えがあったので
多分当時は相当話題になった作品なんだろうと推察。
「ゲームか古典SFの映画化?」と思っていたが、どうやら82年制作の作品はオリジナル脚本らしい。

前作はパパの「ケヴィン・フリン」が主人公だったが、続編の本作ではケヴィンの息子「サム」がメイン。
ちなみにケヴィンと彼のかつての片腕?だった「アラン」の2人は前作と同じ役者が演じている。
こういうトコロにこだわるのはハリウッドのいいトコロだ♪

そんな訳で本作はあくまでも「続編」なので、見ていて何か微妙~に説明が足らない感じがする。
「前作を見ていて一通りの世界観が判っている事が本作を鑑賞する為の大前提」とまでは言わないけれど、
なんとなーく「ま、説明するまでもないよね?」みたいな空気を感じてしまう。
だから私のよーな「え?前作があんの?シラネー」という輩には多少違和感がある。尻の座りが悪い感じがする。
「クルー?」「え?トロンってゲームの名前だよね?この人の事なの?」「え?敵?味方?どっち?」
みたいな、まあ見てればなんとなーく「ふむ。きっとこーいう事よね」とエスパー出来るんだけど
本作は天下の「ディズニー映画」でしょ。お子様にも広く見て頂く仕様の割には不親切な点が多い。

映像は凄いよね。
この最新VFX映像のド迫力を頭カラッポにして楽しむのが本作の正しい鑑賞方法だ、と言われれば
「うんまあそうでしょうね。内容なんてどーでもいいですよね(棒読み)」てな感じですが、
確かにバトルシーンとか「マジで凄いニャー」と思いながら見ていたものの(私はIMAXだったから特にね☆)
実は案外2D映像シーンが多くて(もしかしたら2Dシーンの方が多いんぢゃ?)目が直ぐ慣れるんだな。

ってか、オチをズバリ言うと(あわわ・・・)
何が凄かったって、映像で一番「おおおおお!」と思ったのは、映画冒頭の「飛び出すディズニーロゴ」と
映画最後の「飛び出すスタッフロール」だったりする(苦笑)
ディズニーロゴ、あんなに派手に飛び出さなくていいから本編もーちょっと飛び出して来いやー!^^;

まーそんなこんなで、2200円払ってIMAXで見た割には「ふーん・・・(別にぃ)」な作品でした。
本当に最近の映画って猫も杓子も「3D」だけど、私は正直「飛び出す系」に関して言えば
今のトコロは「アバター」しか映像的には評価出来る作品に出会っていませんね。ちと残念ですな。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする