うまい店ピンポイントってまだ続いてたの？米沢屋

樹（いつき）篇はこちら。

「伍長、久しぶり！」

「いろんな偶然が重なってな、市役所にチャリで行ったら同級生といっしょになって米沢屋に。んで、初の“スペシャル”を」

「なんですかそれ」

「なんでもかんでものせた大盛り。んで、来る客来る客が次々にスペシャルをオーダー。うまかった」

ここまではよかったの。

再検診のために医者に行こうと思ったら、チャリの前輪がペタッとなってる。パンクすか！

いつもの自転車屋にひいていく。

臨時休業。おっさん大丈夫なのか。

ってことで医者に歩いて行き、そして4キロの道をテクテク歩いて帰りました。

若いお父さんと子どもふたりが散歩しているのを追い抜く形になる。

「こんばんわー！」下の娘なんだろうな。

「はい、今晩は」

「こんにちわー！」上の娘。

「もう暗くなってるよ」

わたしの行く手をふさぐ（笑）

「どうもすみません」

と父親。

「いえいえ」

そんな頃もあったなーとしみじみ。

チキン嫌い篇につづく。

「時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります 2」大山誠一郎著 実業之日本社

前作といちばん違うのは、浜辺美波主演でドラマ化されていること（笑）。

だからわたしも気合いを入れて読むことができました。わずか 5000 円でアリバイを崩して見せる若き時計店主。もちろん 3 も書いてくれますよね大山センセイ。そしてテレビ朝日も早くドラマ化すること!