事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

勝手に人生相談Vol.67 妻の仕返し

2022-11-11 | 日記・エッセイ・コラム

JUN SKY WALKER(S) - 休みの日 [2008.10.26]

Vol.66「恥を知ってください」はこちら

60代女性。2人の子どもを育てて、現在は管理職。かわいい孫と同居し、充実した生活を送っています。

しかし、一つだけ解決できず、もんもんとしていることがあります。夫の不倫です。自分で選んだ相手だから辛抱しなければと思ってきましたが、元来の女好きのようで、最近、もう無理と思う場面が多々あります。今まで何度も離婚を考えましたが、そのたびに何か別の問題が生じて機会を失ってきました。運のいい男です。踏み切れなかった自分にも腹が立ちます。

夫は60代半ば。家では優しいじいさんですが、不倫は続行中。近くに住んでいる義母に罪はありませんが、つい世話をしてしまう自分を腹立たしく思います。

一生このままなのでしょう。でも、何か仕返しをしたいのです。夫が先に死ぬとは限りません。少しでも胸がスッキリする方法はありませんか。(大阪・N子)

冷静な文章のなかから、激しい怒りが噴き出ているようです。仕事もこなし、義母の世話もみる。孫と同居して家庭は充実。あなたの有能さがそれを支えていることに間違いはありません。ただ

「元来の女好き」

「運のいい男です」

「夫が先に死ぬとはかぎりません」

と、どうやら夫を下に見ていることが端々にうかがえます。それ、きっと夫も感づいているんだと思います。

いや、だから不倫やむなしと言いたいわけではないんです。仕返ししたいのならすればいい。回答者の最相葉月さんの提案は具体的。

・夕飯のおかずを一品ずつ減らす

・夫の部屋やスペースだけ掃除をしない

などなど。なるほどこれはシビアですかね。わたしがおすすめするのは

・しばらく家を出る

ですが、プライドの高いあなたにはきついでしょうねえ。それからね、この相談をすべて男女をひっくり返して考えてみるとわかりやすい構図です。

本日の1曲はジュンスカ。わたしたちは彼らの曲を聴いた最後の世代じゃないですかあ。そして、そういう解決策でうやむやにする最後の世代かも。

Vol.68「ビート・イット」につづく

 

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