事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

お盆2023

2023-08-15 | 日記・エッセイ・コラム

2022年バージョンはこちら

「伍長、恒例の牛と馬ですね」

「恒例のスポーツカーも軒先につるし、恒例の墓参りでは例によって風でロウソクに火がつかなかった」

「恒例のお盆ですねえ」

……恒例じゃないのはこの酷暑。連日の猛暑日。こういうときに外に出るものではありません。ぜーぜー。

今年の茄子が小さいのは、うちの奥さんが調子にのってほとんど全部穫ってしまい、大きいのを残してなかったおかげです。ま、それはそれで。

「っていうか何だよこの暑さはよ」篇につづく

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「山形怪談」黒木あるじ著 竹書房

2023-08-15 | 本と雑誌

ホラーの書き手として高名な黒木あるじだけれど、わたしにとっては山形新聞連載の爆笑エッセイ「真夜中のたわごと」の人だ。

彼がひたすら山形新聞や文献をあさりまくって収集した異様なお話の数々なのだけれど、エッセイでも書いていたように、怖いとかオチがあるとか、そういう感じじゃないのが山形の怪談の特徴だと。

だからどうした、と言いたくなるほど理不尽。読んでみたら確かに(笑)。しかしユーモアに裏打ちされた筆致と、考え抜かれた構成で一気読み。

酒田では、最上川にかかる両羽橋にあらわれる女性の話が興味深かった。あそこはねえ、あの事件もあったしねえ……

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