第10回「月夜の陰謀」はこちら。
でもまだ左足の腫れはひかないっす。痛風おそるべし。っていうか、酒をやめればいいだけの話なのに、気分の落ち込みをおさえるためのカティサークがうますぎて。これって典型的なアル中のパターンらしい。いいんだいいんだ。
自分への最後の枷として、ボトル2/3以上は飲まないようにしようというルールがあったのに、つい1リットルのボトルを買ってしまうダメなわたし。2/3は飲んでいいんだよ。
そんな酔っぱらいのわたしは、それでも6時からBSでリアルタイム視聴。先週の“2時間のクーデター”によってまひろ(吉高由里子)の生活にどんな影響があったかといえば、父(岸谷五朗)の失職だ。首謀者である兼家(段田安則)に談判に行くというお転婆ぶりと、それでも「あんたの息子と寝たのに」とまでは言わないあたりのバランス。
兼家は長男(井浦新)と次男(玉置怜央)にもバランスをとっている。彼の心のなかでは、親族だからといって油断はできないとの覚悟か。藤原家の栄華こそが彼の目的だからだ。
だから三男坊(柄本佑)には少し心を許している。全国の佐藤さん斎藤さんって、藤原の流れらしいから栄華は続いていると考えてもいいのかな。
道長の妾になることを拒否するまひろ。大河ドラマの序盤によくある主人公のやんちゃぶり。そこで翻弄されるのが道長とまひろの従者たち。矢部太郎と本多力。いいですよねこのふたり。特に本多力は近ごろ露出がすごくて、しかも味があってすばらしい。雇い主の躍進もあって、これから出番も増えるのかしら。楽しみだなあ。
第12回「思いの果て」につづく。