第37回「オンベレブンビンバ」はこちら。
前回は神回と評判になっている。周到な伏線と、それをグダグダに回収する手管は三谷幸喜のお手のものだったわけだ。
そして今回。
父親との別れが描かれることに身構えていたものの、あれ?涙が止まりませんでした。わたしは邪悪な人間だから、義時にそんな気合いがあったんだろうと思っていたのに、そう来るか……(T_T)
りく(宮沢りえ)の逃亡劇には古畑任三郎の、ある回が歴然と引用されています。あの当時はその画面を見直すのが大変だったんですよ。
妻は洗濯物を乾かしていたのに、途中からこのドラマから離れられなくなる。
「そう、なるのね」
「そう、なるんだなあ」
ここまで濃い作劇を45分に突っこむのは明らかに無理筋。どうやら製作が間に合わなくて1回お休みになるらしい。これもすごいな。
なるべく大芝居をさせないようにしていたこの大河(でしょう?)は、終着駅が近いので解放したようだ。愁嘆場もありまくり。いろんなことを“知らない人たち”を配するのがうまい。実はこれこそが神回?
裏話トークにつづく。
クールで。彼も先月に亡くなってしまったけれど。
落語界も高齢化で、スター達が次々と、、、
祖母と笑点観てた頃は「楽太郎」さん、
笑点の中でもシュッとして(関西風言い回し^^;)
いい男担当でしたね。
節度があるなあとつくづく。
そしてわたしは伊集院光という存在が
大好きなので……ああ、師匠が亡くなったのは
つらいだろうなあ。
りくの涙目シーン、
小四郎の「無念」を語るシーン、
胸に刺さりましたよー。