ひょっとしたら世界で一番有名な作家?
ひょっとしたら世界で一番売れている作家?
スティーヴン・キングは、少なくともわたしにはそんな印象。もちろんそれは次から次へとベストセラーを量産し、しかも常に一定のレベルを保っていることが大きい。しかしそれ以上に次から次へと彼の作品が映像化されていることも確実に影響している。
たとえ彼の作品を一冊も読んだことがなくても、「キャリー」「シャイニング」「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「IT」などの映画を観たことのない人は……いるか(笑)。
わたしのおすすめは「デッドゾーン」です。まちがっても「ミスト」や「ペットセメタリー」から観てはいけない。
わたしが初めて読んだキング作品は「呪われた町」です。高校の図書室で読んでいるとき、ある場面でそのとんでもない怖さのためにのけぞったのを今でもおぼえている。以降、彼の作品はチェックするようになった。
でも。
特に近年、彼の作品ってめちゃめちゃに長くなってないですか。評価の高い「11/22/63」にしても、あまりの長さのために途中でギブアップ。それなのになぜ「眠れる美女たち」上下巻計900ページ、「アウトサイダー」上下巻計700ページの大長編を立て続けに読んだかといえば、そうですちょうど禁酒の時期だったので夜が長かったからです。
「眠れる美女たち」は次男のオーウェンとの共著。おおよそのストーリーを息子がつくり、父親が味をつけたのではないかと言われている。それにしたって危ないお話。世界中の女性たちが……以下次号。
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