「ヘイル、シーザー!」とは脚本がコーエン兄弟つながり。監督は兄弟と仲のいいサム・ライミ。同い年のわたしとしては(サムのほうが4ヶ月年長)勝手にシンパシーを感じているのだ。
ほとんどの人にとって彼はトビー・マクガイア版の「スパイダーマン」シリーズの監督だろうけれども、彼の本領はデビュー作「死霊のはらわた」以来のホラー系だ。恐怖と笑いの絶妙な融合。
オーバーアクトのつるべ打ち、クロースアップの多用、縁取りのはっきりした演出が特徴だろうか。それはスパイダーマンでもいっしょでしたが。
ライミにとって「XYZマーダーズ」はメジャー2作目。興行収入は北米も日本も惨憺たるもの。日本では地方向けの添え物あつかいだった。ヘラルドはよくこういう商売をしてました。
思わぬ展開で死刑執行されようとしている、いけてない青年ヴィック(リード・バーニー)。不死身の暗殺者コンビが街を走り回り、混乱が混乱を呼んでいく。
「ぼくは無実だ!」
ヴィックにいったい何があったのか……
オフビートな脚本と、狂気をはらんだ画面。20代のころに観ていたらもっと楽しめただろうになあ。この年齢になっても、面白かったのは確かなのですが。
「XYZマーダーズ」だったような気がします。
80年代は2本立てよくありましたね。
その頃は中学~高校1年位で映画三昧で
鶴岡座もよく通ってました。懐かしいです!
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検索したらエイドリアン・バーボーが出てるじゃん。
ジョン・カーペンターの奥さんね。
これも観ることにしました。
クラウドファンディングにはもちろん参戦します!