事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「XYZマーダーズ」Crimewave(1985 ヘラルド)

2022-10-27 | 洋画

「ヘイル、シーザー!」とは脚本がコーエン兄弟つながり。監督は兄弟と仲のいいサム・ライミ。同い年のわたしとしては(サムのほうが4ヶ月年長)勝手にシンパシーを感じているのだ。

ほとんどの人にとって彼はトビー・マクガイア版の「スパイダーマン」シリーズの監督だろうけれども、彼の本領はデビュー作「死霊のはらわた」以来のホラー系だ。恐怖と笑いの絶妙な融合。

オーバーアクトのつるべ打ち、クロースアップの多用、縁取りのはっきりした演出が特徴だろうか。それはスパイダーマンでもいっしょでしたが。

ライミにとって「XYZマーダーズ」はメジャー2作目。興行収入は北米も日本も惨憺たるもの。日本では地方向けの添え物あつかいだった。ヘラルドはよくこういう商売をしてました。

思わぬ展開で死刑執行されようとしている、いけてない青年ヴィック(リード・バーニー)。不死身の暗殺者コンビが街を走り回り、混乱が混乱を呼んでいく。

「ぼくは無実だ!」

ヴィックにいったい何があったのか……

オフビートな脚本と、狂気をはらんだ画面。20代のころに観ていたらもっと楽しめただろうになあ。この年齢になっても、面白かったのは確かなのですが。


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2 コメント

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鶴岡シネマ旭で鑑賞 (ぱたた)
2022-10-28 14:15:29
確か「クリープショー」の併映が
「XYZマーダーズ」だったような気がします。
80年代は2本立てよくありましたね。
その頃は中学~高校1年位で映画三昧で
鶴岡座もよく通ってました。懐かしいです!
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映画館通い繋がりで鶴岡まちなかキネマが
クラウドファンディングに挑戦中です!
宜しければリンク先ご覧ください。
https://motion-gallery.net/projects/machikine
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クリープショー!(笑) (hori)
2022-10-28 19:00:56
あったなあそういう映画。見てないけど。
検索したらエイドリアン・バーボーが出てるじゃん。
ジョン・カーペンターの奥さんね。
これも観ることにしました。
クラウドファンディングにはもちろん参戦します!
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