事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

コンドルは傑作だPART5

2016-06-02 | 港座

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待ち合わせ場所に向かうコンドル。警戒は怠らない。友人のサムがいる。しかしひとりしか見えない。もう一人来ると副長官は言っていたはず。“もう一人”はワシントン支局のウィクスで、彼はなぜか隠れている。

「サム!」

と声をかけるコンドル。にこやかに駆け寄ろうとするサムだが、ウィクスはいきなりコンドルに向けて発砲する。驚愕するコンドルとサム。コンドルは仕方なく応戦し(受付の女性の机からいただいた)45口径でウィクスの脚を撃ち抜く。

そしてウィクスは、なんとサムを射殺するのだ。

混乱するコンドルは、殲滅させられた文学史協会に(自分以外に)ひとりだけいなかった同僚ハイデッガーのアパートに向かう。しかしそこにはハイデッガーの死体があるだけだった。おまけに、そこへ追跡者があらわれる。

コンドルはここで気づく。自分の行動は“読まれている”と。敵から逃げ切るには、相手の予想をくつがえすしかない。彼はブティックに飛びこむ。そこでは女性客がカードで買い物をしている。店員は電話でカード会社に問い合わせる。そんな時代。

この電話で彼女の名を知ったコンドルは、店を出た彼女に

「キャシー!」

と呼びかけ、彼女のクルマに乗りこんで拳銃で脅し、アパートに連れて行かせる。拉致です。

お待たせしました。キャシーを演じているのはフェイ・ダナウェイ。「俺たちに明日はない」「華麗なる賭け」とキャリアを積み上げてきた彼女もしばらく不遇の時代がつづき、しかし「チャイナタウン」で大逆転。

76年には「ネットワーク」でアカデミー主演女優賞をとる(まるで男をむさぼるようなセックスで有名な映画)。しかし美しさでいえば「コンドル」が最高だと思う。大好きなんですよね。

ということで当時の最高の美男美女が共演。で、美男美女でしかありえない展開が待っています。以下次号

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