第31回「諦めの悪い男」はこちら。
元同僚と居酒屋で飲んでいて、この大河の話になる。
「義時の最初の奥さんって、新垣結衣だったじゃん」
「うん。」
「でも俺はさ、二番目の人の方が好きかな。名前も知らないけど」
堀田真由です。わたしも知りませんでした。
「実は俺、新垣結衣ってちょっと苦手で」
好き好きというものはあるものだ。その堀田真由が、比企の縁者であることで退場。北条の嫁として実家を裏切ったにもかかわらず。
それにしても気合いの入った演出だった。二度の平手打ちが描かれるが、小池栄子と小栗旬が対峙するシーンはおみごと。
脚本も相変わらず周到で、まず善児(梶原善)の弟子トウ(山本千尋)のキレキレの体技での惨殺を描き、そして子どもの前に善児が立ちはだかる。これはもうこの暗殺者のためにまた子殺しが行われるだろうと思わせて……
逆に、善児がその子を育てている皮肉。義時に殺せと命ぜられるが、一度は断る善児の表情が悲しい。
「わしを好いてくれている」
この大河で最も恐ろしい存在だった善児をも突き放す義時。ついにこの大河におけるもっともダークな存在に義時が昇格した瞬間。
第33回「修善寺」につづく。
大河の32回と言えば、「平清盛」では滂沱の涙を搾り取ら数多の壮絶な最後を見届けた頃でした。
その耐性ができているので、
鎌倉殿では今後のドラマ展開にただただワクワクしているところです。
それにしても剃髪後の頼家はもはや(平清盛での)松田翔太後白河法王にしか見えません。
そしてその双六好き後白河の孫、後鳥羽上皇が双六の駒を積み上げてるシーンに、三谷脚本(又は演出陣)の遊びごころを感じます。
鎌倉殿の13人を見てから平清盛を見るって
もの面白そうだな。
でも大河って長いからなあ(笑)
10話まではある種忍耐が必要ですが、
濃い濃い朝廷勢も楽しめますし、
どんどんハマれると思います。
ところで今日録画し損ねて
鎌倉殿見逃しました。
土曜の再放送観るまで
Twitterやhoriさんの記事も
読むのお預けです、、、
来年の大河もどうやら面白そうなので、
その次がつまんなかったら全部見ます。
なんか、つまんなそうなんだよなあ。