第1夜はこちら。
県外からのレスを読んで、肝心な質問をするのを忘れていたことに気づいた。
・あなたの職場では忘年会は行われます(ました)か?
……最初にここを確認しなければならなかったのだ。県外からは4通のレスが来たのだけれど、そのうち二つは忘年会自体が行われていない。二期制だったり、ある事件のために自粛していたり。民間からレスが来ないのも、ひょっとしたら「それどころじゃねーぞ役人どもが。ケッ」という具合だったかも(* ̄▽ ̄*)/。
もっと極端だったのは
・一泊の忘年会の経験がおありですか?
前号でお伝えしたように、山形県では温泉供給過剰も手伝って一泊が主流な質問に……
ない。ありえない。(大阪)
昔は泊まりが多かったですよ、でも今はねぇ……(群馬)
そ、そうだったんですか。4人とも去年は泊まっていないし、そのうち3人は経験がないらしい。県内の読者は「例年」「ほぼ毎年」が多いのに。
泊まりの忘年会を支持する人ももちろんいる。
だってさあ、職場の人と飲めるのは私の場合、宿泊のときだけだからね。職員旅行がなくなってしまった今、忘年会ぐらいなのでとっても楽しみなのです。それに、過去に何かがあったとしても、私はすぐ忘れちゃうからね。(庄内)
……これはわかるよね。忘年会の幹事(その年の転入職員ってパターンが多かった)は、事前に職員にアンケートをとり、日帰りか一泊かを問うことがある。わたしは例外なく日帰りを主張するのだが、一泊を熱望するのは主婦層に多い。
「だってよく考えてよ。その日のうちに帰っちゃったら、次の朝、子どものお弁当つくったり朝食つくったり……それじゃ日常じゃないの!」
と怒られたりもした。よく、わかります。ただ、忘年会の楽しい思い出、つらい思い出を後日特集するときに実感すると予告するけど、泊まりになるとどうも場が“濃く”なっちゃう側面ってあるよね。あれがしんどいんだ。夜が長いからって人生語るなよ温泉でよ。
それにもうひとつ。宿泊をともなえば会費はやっぱり高額化する。一昨年わたしが幹事をつとめた忘年会の経費はひとり当たり14,000円もかかってしまった。毎月職員クラブ費の名目で積み立てているからあまり感じないのかもしれないけれど、学校には日々雇用というパートや期限付の職員がたーくさんいるし、彼らの負担を考えると、やっぱり上限は5千円ってとこに抑えるべきじゃない?それを考えるとなあ……
第3夜「やっぱ泊ってこ?」につづく。
画像は、山形県でもっとも(少なくとも庄内ではいちばん)忘年会場として人気のあるあつみ温泉萬国屋。ざぶとんがフカフカなんだー。っていうかほとんど立方体。
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