第13回「進むべき道」はこちら。
これまでドラマを引っ張ってきた藤原兼家(段田安則)が亡くなり、後継者争いは……長男の道隆(井浦新)であっさり。次男の道兼(玉置怜央)は怒り心頭(決まり文句)。しかし平安時代の「ゴッドファーザー」を標榜するこの大河では必然。
汚れ仕事をまかせた人間に自分の跡目を継がせるはずがない。継がせるはずがないからこそ汚れ仕事を任せたのだし。
それは、ゴッドファーザーでマーロン・ブランドが、可愛がっていたアル・パチーノに殺人をさせてしまったときの悲痛な表情によく現れている。
レストランのトイレに拳銃を忍ばせ、“実行”したあとにその拳銃を放り投げるパチーノの演技はすばらしかった。マフィアは後始末もちゃんとしているというストレートな表現でもあったんだろう。
さて、大河では恋愛模様がつづく。まひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)はふたたび出会ってしまう。まあ、そんなに広い世界ではないんでしょう。
ここで試されるのは昔の女(はっきりと、そうなっている)と出会ったときに男はどんな態度がとれるかだ。
今だから言えますけど、わたしはグダグダでした。頬は引きつり、えーと後はなんも言えません(笑)。
野球が始まった。大好き。これまでの大河でわたしはどう対処してきたんだろう。今日みたいにデーゲームならいいんだけど(そして巨人が勝ってくれればもっといいんだけど)ナイトゲームのときはどうしてたんだっけ。
あ、わたしはBSでの視聴を優先し、それから野球に走ったのでした。えらいぞ俺(なのか?)
第15回「おごれる者たち」につづく。
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