事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第3回「千客万来『一目千本』」

2025-01-23 | 大河ドラマ

FUNKY STAR ~ Troubled Fish 米米CLUB

第2回はこちら

月曜の朝、お布団のなかで妻がスマホをいじりながらクスクス笑っている。

「どうしたの?」

「夕べのべらぼうにね、米米CLUBの人が出てたんだって」

「え、石井が?」カールスモーキーね。

「違う違う。あの大きい人みたい」

「ジェームズ小野田かあ!」

ドラマ初出演が大河とはたいしたものだ。湯屋の主人役だったらしいが、素顔を知らないのでまったく意識していませんでした。これってサングラスをはずしていたところを(年上の奥さんと歩いているところでもある)スクープ撮された浜田省吾のパターンといっしょかな。違うか。

茶屋「駿河屋」の主人(高橋克実)は、蔦重(横浜流星)が貸本などにうつつをぬかしているのが気に入らず、ちょっとひくぐらいの折檻をくわえる。

……だいじょうぶかなあ。高橋克実の方が。だって横浜流星って極真の世界チャンピオンだったんだよ(笑)返り討ちにあいそう。

しかし森下脚本のことなので、実は自分の跡を継ぐのは蔦重だと見込んでいるがゆえの叱責なのだと明かされる。

ガイドブックである吉原細見をもってしても退潮が続く吉原。そこで蔦重は奇手を思いつく。吉原でしか手に入らない、女郎たちを花に見立てた「一目千本」をつくる。

この企画は大ヒットしたが、それよりももっと重要なのは、蔦谷重三郎が本づくりの面白さに目覚めたことだったのだ。周到な脚本、さすが森下佳子。

本日の1曲はもちろん米米CLUB。「トラブルフィッシュ」は大好きな曲でした。


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