始まりはラジオだったの。
近ごろわたしが夢中なのはTokyo FMで土曜夕方4時からやっている「スナックラジオ」。一時間だけやる昭和なスナックという設定。
店主はリリー・フランキー。そしてバイトでほぼ毎週やってくるBABIという女性があまりにキレキレ。そこまでリリーの下ネタにつきあわなくていいんだよ。
わたしはこの番組と山下達郎の「サンデーソングブック」のためにだけradikoという、もはや説明もいらないくらい普及しているアプリを入れたぐらいだ。
で、FM山形で聴いているかぎりでは、ほぼCMも入らないようなのでこの番組はいつ終わってもおかしくない。
ところが、ある日「来週のゲストは山下智久さんです」と告知が。バイトたちは興奮しまくり。ど、どうしてそんなメジャーな展開に?
答は翌週、リリー・フランキーによってもたらされた。
「あのさあ、番組へのメールでいちばん多かったのは、どうしてリリーさんと山Pが仲がいいのかだったんだよ。きみたちはそれでも山Pファンかっ!コード・ブルーを見てなかったのか。おれはあのドラマで藍沢耕作の父親だったんだよ!」
藍沢とはコード・ブルーの主役でもちろん山下智久が演じていた。え、コード・ブルーってそういうドラマだったの?とわたしは驚いた。リリー・フランキーを父親役にするくらいに意識的なドラマだったのかと。
いやもちろん高視聴率でシーズン3までつくられたとか、劇場版の興行収入が100億を超えたとかいう“状況”は承知していても、ドラマ自体を見たことはありませんでした。
あれだろ?フジテレビのことだから、ジャニーズのタレントを主役にして、アメリカの医療ドラマのエッセンスをいただいて、若者たちの成長を年長者が見守るっていう、ありがちなスタイル?とか斜に構えてとらえていたの。
シーズン1を一気に見ました。確かにそういうスタイルではあったけれども、こんなに面白かったのか!?そしてそれ以上にこんなに毎回泣かせたのかよっ!以下次号。
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