昨年末に亡くなった梅宮の、おそらくは聞き書き(週刊大衆連載)。わたしの世代にとっては夜の帝王のイメージが強く、中学時代は「ウメミヤ」と「ツガワ」はそっちの代名詞みたいなものでした。
意図的に映画スターであろうとした彼が、意外なほどプレイボーイの看板をあっさり下ろしたのは、クラウディアさんに一目ぼれしたことと、実は何度も病気をしていたからだったのは初めて知った。
羽賀研二の名前は一度も出てこないが、その怒りだけは強く伝わる。
松方弘樹の「無冠の男」では露骨に松方の高倉健嫌いが強調されていたけれど、この書では(当時の奥さんだった)江利チエミが東映本社に怒鳴りこんだエピソードが語られ、いやしかしこれってばらしてよかったのかと……ほんとに健さんのことを梅宮は尊敬してたのかなあ。
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