伊坂幸太郎原作もののなかでも、かなり上質な方ではないだろうか。四人の父親という破天荒な設定は、映像化したらきついのかと思ったら全然OKでした。
この作品は松竹から追放された奥山和由が吉本興業と組んで映画製作に乗り出した作品。そして忽那汐里がとてもキュートです。
残念ながら興行は振るわなかったようだけれども、スタッフやキャストの選択にセンスありまくり。だから今見るとすごく豪華に見えます。
監督はのちに「新聞記者」を撮る藤井道人。主演の高校生(には見えないけれど)に岡田将生。
四人の父親に佐野史郎、宮川大輔、河原雅彦(ともさかりえの前の旦那ね)、そして大好きな村上淳(UAの元旦那)。脇役も豪華で、駿河太郎、賀来賢人(榮倉奈々の旦那ね)、そして大好きな古村比呂(復帰を強く望む)。
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