文下食堂初恋篇はこちら。
ただでさえ混み混みの週末なのに、まだお盆の余韻があるのかラーメン屋は大賑わい。妻と余目に出かけ、萬人か八千代に行こうと思ったらそれはもう。
「ここをもうちょっと行くと田村食堂ってのがあるんだよ」
「あたしそこに行きたかったの!」
何年ぶりだろう。テーブルや小上がりは満席なので、奥のお座敷に通される。八千代と同じ方式。田舎の親戚に来たみたい。
わたしはタンメン、妻は普通の中華を。
「お待たせしましたあ」
思い出した。ここはめちゃめちゃ多いんだった(笑)。むかし来たときに、となりに座った老夫婦から
「若いから食べられるんだねえ」
と感心されたことがあったけど、その頃から若くもなんともなかったですけどね。
ようやくわたしが食べ終えるころには、すでに妻はぺろり。やるときはやる人なんだな。おいしいですやっぱりここ。
次回は最終回ですっ。
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