Everything but the Girl - Apron Strings [HQ]
PART3「わきまえないあの人」はこちら。
川淵氏は森前会長から後継指名を受けた2月11日に、記者からの問いかけに「会長は東京オリンピック開催の可否について判断しなければならない」と答えた。森前会長は、「開催の可否を検討するのではなく、開催のためにどうするのかを検討する」という立場だった。また、川淵氏は、「観客がいなくてオリンピック、日本でやる値打ちあるの? 海外でやるのと同じ」とも話している。無観客開催で、テレビでみるだけなら、日本でやる意味がないというのは、多くの国民が共感する「常識」だ。その常識を語った川淵氏を引きずり下ろしたということは、裏返せば、政府は無観客でもオリンピックを開催する強い決意を固めているということだろう。
スポーツ界で文句なく重鎮だった川淵元チェアマンが、あっという間に組織委員長候補から消えていったのには不自然なものがあったけれど、この森永卓郎さんの考察にも一理あるような気がする。まあ、後任の橋本聖子は無観客すら想定していないようだが。
そしてこう考える人もいる。PART5「オリンピックはアウトオブコントロール」につづく。
本日の1曲はなんとリリー・フランキーのスナックラジオで聴くことになろうとは。エブリシング・バット・ザ・ガールのエプロン・ストリングス。
ところでここで取り上げられた記事も、つぎのも読み、森永さんの記事にはコメントも書きました。阿部さんは五輪についての世論の「手のひら返し」について論じているけど、招致の段階から一貫して反対の人間も少なからずいるのではと言いたい。森永さんについては、寄せられたコメントも含め、「生命 vs. 経済活動」とか「アスリート
(やスポーツ)に寄り添うか否か」とかいう対立軸しかないかのように見えて不満。私は、スポーツは愛するが、エリートの人生ばかりが問題とされている、一般人のスポーツライフだって同等にかけがえないと考えるべきだ(でも各所で制限されており、たいして問題視されていない)、という立場です。
日本のスポーツ界が、学校体育に偏向している
ことで歪んでいるのは確かなのよね。
ようやく2時間4分台でマラソンを完走できる
選手の登場はうれしいけれど、社会体育へ
どれだけケアできているかが……
五輪招致はねえ、最初から経済政策だったから……
いくつかの自分が信頼する情報源から、「五輪にプラスの経済効果がある」とはいえず、今回も一部の団体がもうけるだけで、環境ダメージもふくめてむしろ負の遺産が生ずると考えます。五輪にせよコロナ対策にせよ、「みんなで心を一つに(これも「学校体育」っぽい?)」的なムードを醸成しようとする傾向には抵抗を感じています。そう言うのは勝ち組になれると思ってる人たちで、置いてきぼりの人がいることには目をつぶるかんじがあって。
何度もすみませんでした。
国民だから盛り上がるんだろうけど、
物理的にやれるのかなあ。