PART2「まだ揺れている」はこちら。
「それに、話が楽しい。私も何度か政策の説明をしたことがありますが、座談の名手でした。冗談を交えながら、おもしろくいろんなことを話す。世間話を聞く分には、いい人でした。ただ、文科省の先輩からは、森さんはメモを取るのをイヤがる。話はメモを取らずに聞き、必要なことは覚えておいて、外に出てから書き留めろと言われていたので、私も実践していました。失言が多いことを森さんが自覚しており、書き留められたくなかったのかもしれません。ちなみに毎回、話は長かったですね。」
元文部科学省事務次官、おなじみの前川喜平さんの森喜朗の印象を。
そういう人だと思ってましたよ。少なくとも座持ちはいいだろうと。
しかし、首相時代に“いい総理のふりをすることすらできなかった”あの人が、なぜスポーツの世界ではあれほどありがたがられるのか。あの業界に、森喜朗的なものを歓迎する空気が残っているのはなぜなのか。あのとき、森がいらついていたとされる山口香理事に聞いてみたいものだ。
PART4「無観客」につづく。
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